2017年10月22日日曜日

全学体験ゼミ「危険生物の知識(秋編)」2017

21日の山中湖:最低12℃、最高14℃、雨
22日の山中湖:最低13℃、最高14℃、大雨
この週末の2日間は、秋雨前線と台風接近による雨にすっかりたたられてしまいましたが、全学体験ゼミ「危険生物の知識(秋編)」の現地講義が行われました。
今回は1年生を中心に21名の学生が参加しました。

初日は比較的弱い雨だったので、林内での植物観察や実験に使う植物を採集しました。
特にキノコ採集は楽しかったようで、降りしきる雨を物ともせず、キノコを見つけるたびに歓声が上がっていました。

去年と同様に、今年もクロスズメバチ(正式にはシダクロスズメバチだそうです)を木箱の中で育てていたものを収穫してみました。
今年のものは去年のものと比べると小ぶりでした。夏から秋にかけての天候不順が影響した結果でしょうか。

初日の夜には、ハチに関する講義を聞いたのち、ハチの毒針がどうなっているのか、スズメバチを解剖して顕微鏡での観察をしました。

2日目は、終始どしゃ降りだったので、室内での作業をメインにしました。
前日にとっていたキノコを詳しく携帯観察したり、収穫したクロスズメバチの巣を分解しながら観察したりしました。

ハチの巣を観察したのち、お昼の調理実習のために中の幼虫や蛹を取り出しました。
苦労して取り出したハチの幼虫や蛹は、佃煮にして昼食時に美味しくいただきました。
虫が苦手だと言っていた学生も、これは美味しい、とパクパク食べていました。

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