本日の山中湖:最高気温30℃最低気温20℃
教職員が林内の歩いていたところ、大きなヤマカガシに出会いました。東大演習林では、生息する両生爬虫類のリストを作成しているため、すかさず撮影し、場所を記録します。こうした一つ一つの記録の積み重ねが、将来の研究にとって重要なものになるかもしれません。
本日の山中湖:最高気温30℃最低気温20℃
教職員が林内の歩いていたところ、大きなヤマカガシに出会いました。東大演習林では、生息する両生爬虫類のリストを作成しているため、すかさず撮影し、場所を記録します。こうした一つ一つの記録の積み重ねが、将来の研究にとって重要なものになるかもしれません。
本日の山中湖:最高気温30℃最低気温20℃ (8/2)
全学体験ゼミ「森のフィールドワーク入門」を実施しました。このゼミは今年から始まったもので、5月に千葉演習林を訪れ、森の歩き方を現場で学び、今回の富士癒しの森研究所での現地実習では、さまざまな野外調査を体験してもらいます。
初日は「動物編」です。まず、森の中に隠された電波発信機をアンテナで受信する電波を頼りに見つける「フォックスハンティング」をおこないました。こうしたテレメトリー調査は野生動物研究における一つの方法で、山歩きや地図読みなどの技術も必要になってきます。学生たちは無事に時間内に発信機を見つけることができました。
夜はコウモリ調査です。ハープトラップを設置し、闇の中コウモリを待ちます。無事にコウモリを捕まえることができ、普段間近で見ることのない野生動物の姿に学生たちも興奮を隠せませんでした(必要な許可を取得した上で実施しています)。
二日目は「植物編」。長期生態系プロットでの毎木調査を体験しました。森の移り変わりを長い目で見るための重要な調査で、近年取り入れられている電子野帳を使います。学生たちは当初はなかなか苦労していましたが、慣れてくると作業もスムーズに行えるようになりました。
最後に、森林研究で活発に取り入れられるようになってきたUAVを使った森林観測のデモを見学し、結果として多岐にわたる調査体験をすることができました。
参加した学生の中から、将来卒論などでフィールドワークを取り入れてくれる学生が出てきてくれると嬉しいです。