本日の山中湖:最低気温12℃ 最高気温17℃ 曇り
秋の香りがほんのりする森の中、富士癒しの森研究所の講義室とその周辺で、森の文化祭を開催しました。
この文化祭は「癒しの森の会」の会員の皆さんが中心となって企画をしています。森の中での空間作り、プログラム作りは、工夫と改善の積み重ねによって毎年バージョンアップ。4回目の開催となった今回も、色々なコーナーが設けられました。スタッフや参加者、お越しくださった来場者の方々も、森に包まれながら、演奏、作品、食を楽しみ堪能しました。
本日の山中湖:最低気温12℃ 最高気温17℃ 曇り
午前中は、食べられるキノコを中心にキノコ採取を行いましたが、やはり食べられるキノコが採れると、皆さん盛り上がるようで、夢中になってキノコを探していました。
テングタケ。毒キノコですが、見事な傘の大きさで参加者を驚かせました。
食べられるキノコの収穫を心配していましたが、それなりの収穫がありましたので、恒例の焼きキノコを昼食時に参加者に提供しました。
天気予報では、夕方から雨予報で心配しましたが、最後まで雨は降らずにキノコ採取が出来ました。食用キノコは思ったより採れませんでしたが、いろいろなキノコ観察できたので、参加者には楽しんでいただけかと思います。
本日の天気 雨のちくもり 最高気温:25℃
カシノナガキクイムシによって、ミズナラなどのどんぐりのなる木が枯れてしまう病気が全国的に広がっています。通称:ナラ枯れ。
富士癒しの森研究所でも2020年頃から猛威を振るっており、毎年1回研究所内のナラ類全木調査を実施ております。
林内に入って木が枯れていないか調査を行うのですが、これまでは、山の調査は紙で行うことが主流でしたが、近年はiPadを林内に持っていき、デジタルデータで記録してきます。さらにネットワークで繋がっており、リアルタイムで他の職員が行っている調査情報も反映されます。いやはやすごい時代になりました!!
さて、今年のナラ枯れ被害ですが、まだ取りまとめ段階ですが、一時期の大量枯死ほどは行きませんが確実に被害は出ていました。
被害木の根元にはカエンタケという猛毒キノコが出ていることがありますので、一般開放エリア散策時十分ご注意ください。