最高気温:10.0℃ 最低気温:5.6℃
1925年に創立された富士癒しの森研究所(旧富士演習林)は、今年創立100周年を迎えました。これを記念し、記念式典が開催されました。
当初、研究所らしい式典を、ということで癒しの森講義室前のウッドデッキでの屋外開催を予定していました。天気予報も晴れマークで安心していましたが、いざ当日になってみるとシトシトと雨が・・・(泣)。苦渋の決断ではありましたが、急遽、山中寮内藤セミナーハウスでの屋内開催に変更になりました。
最高気温:10.0℃ 最低気温:5.6℃
1925年に創立された富士癒しの森研究所(旧富士演習林)は、今年創立100周年を迎えました。これを記念し、記念式典が開催されました。
当初、研究所らしい式典を、ということで癒しの森講義室前のウッドデッキでの屋外開催を予定していました。天気予報も晴れマークで安心していましたが、いざ当日になってみるとシトシトと雨が・・・(泣)。苦渋の決断ではありましたが、急遽、山中寮内藤セミナーハウスでの屋内開催に変更になりました。
※25日に行われる森の文化祭は、悪天候が予想されるため、一部イベントが中止もしくは、時間短縮して開催予定です。
皆様にはご面倒おかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
第5回目となる今年の「森の文化祭」は、研究所創立100周年記念行事として10月25日(土)の開催を予定しています。今後、このページにて、最新情報を含め、お知らせをしていきます(10/24更新)。
・日時:2025年10月25日(土)、10時〜14時ころ(予定)
・会場:東京大学富士癒しの森研究所・癒しの森の講義室とその周辺
・共催:癒しの森の会・東京大学富士癒しの森研究所
・後援:山中湖村
*会場に駐車場はありません。お車でお越しの方は村役場駐車に駐車の上、秋の散歩を楽しみながら会場にお越しください。以下の会場・アクセスマップをご参照ください。
①演奏 (10時ころ〜11時半ころ)
地元住民による演奏
One Fifty's(ウクレレと歌)地元住民による弾き語り
コールふじまりも
②野外展示・作品販売(講義室前の森林空間を活用した展示をします)10:00~
クラフト、陶芸作品、木のおもちゃ、アクセサリー、キルトバッグ等の展示を行います。一部は販売も実施します。
研究所内に生息する小動物の標本も展示します。
村の福祉健康課のブースも設置予定(血圧測定や保健相談など)
③スェーデントーチ製作実演(演奏終了後〜12時頃)
職員による製作実演です。完成品はカンパ制でお譲り予定です(数に限りあり)
④焚き火語り場(10時〜)
文化祭会場を整備する際に出た落ち枝を活用して焚き火をする語り場を用意します。
焚き火の焼き芋サービス(カンパ制)や薪割り体験も予定しています。
⑤癒しの森ツアー (13時半ころ〜1時間程度)
癒しの森をお散歩します。
参加費:無料
出発・帰着場所:富士癒しの森講義室前
⑥薪割り体験 (10時頃〜2時間程度)
いろんな道具で薪割りを体験できます。
・会場での飲食をご希望の方は、ご持参ください。温かい豚汁の提供を予定しています(カンパ制)。
・焚き火スペースをより楽しみたい方は、焼きたい物(マシュマロなど)を、ご持参いただくと良いでしょう。
・森の中での演奏を座って聞きたい方や、ゆっくり休みたい方は、折りたたみ椅子や敷き物などをご持参ください。
久しぶりに高所作業車を使用しての作業です
本日の山中湖:最高26℃ 最低16℃ 晴れのち曇り
本日は講義室周辺の整備を行うため、高所作業車をレンタルしました。
作業内容は、講義室周辺にある落下の危険性がある枯れ枝を、高所作業車を使用して切り落としました。10月に予定している文化祭の開催に向けて、安全管理の一環として重要な作業となります。
高所作業車を使った作業は、今年の3月にも実施しましたが、半年ぶりの高所作業で緊張しながら慎重に作業を行いました。
建物や電線が近くあるので、チェンソ-ではなく手ノコで切り、電線に枝が当たらないように作業を行いました。
下を見下ろす余裕がないので、急いで作業を終わらせました。
高所作業車での作業は、周囲の枝や電線などに当たらないようにバケットを操作し、安全確認をしながら作業を進める必要があり、色々と注意しながらの作業にはなりますが、慣れてくると楽しい作業でもあります。
今後も安全に作業ができるように取り組んでいきたいと思います。
本日の気温 最高気温:27.8℃ 最低気温:14.4℃
道具館ちゃくちゃくと出来上がってきています。
現在配筋工事をしている段階です。配筋型枠がつくと建物の見た目がわかってきます。
さて、山中湖でも中心部にある研究所ですが、自然も豊かです。
工事現場のすぐ横でシカが餌を探しています。
人と野生動物の距離が近いです。
本日の気温:最高気温27.7℃ 最低気温18.9℃
本日も道具館の木加工を行っています。
ミズナラの板材の表面加工がほぼ終了し、次の工程「墨出し」を行っています。
これは実際に建築するときに切る場所や穴を開ける場所を決める工程です。
一枚一枚規格の違う木材を取り扱っており、なかなか一筋縄では行きません。
最高気温22.3℃ 最低気温18.6℃
本日は土砂降り。久しぶりに強い風と雨が吹き荒れました。
そんな中、今日は道具館の屋根を支える柱材として使用するカラマツの加工を行いました。
このカラマツ材も、もちろん研究所産の木材です。数年前に製材していただき、ストックされていたものになります。
ただ、実際に確認してみると、反りや曲がりが強く、そのままでは使いにくい状態の材でした。
近年はプレカットによる加工が主流となっており、手加工の機会は少なくなっていますが、この道具館では手作業での加工を行います。
普段なかなか見る機会のない、木材のカンナがけのスロー映像
も撮影しています。削りながら、少しずつ直角を整えていく様子は見応えがあります。
本作業は、樹芸研究所から応援に来ていただいた方とともに、3名で協力して進めました。
本日の山中湖:最高27℃、最低16℃
(音楽会開催時 AM6時の気温:19℃)
台風5号の日本接近により雲が多い天候でしたが、時おり日差しが差し込む穏やかな朝となり、音楽会を無事に開催することができました。
今年の来場者は300名ほどに。小さな森の空間は来場くださった方々、わんちゃんたちで溢れました。
朝の森の中…という空間で、思い思いにクラシックを、研究所の森を、楽しんでいただけたでしょうか。
この体験が、新たな気づきに繋がる…そんな機会になっていたら幸いです。(J)
最高気温24.7℃ 最低気温17.7℃
本日は、道具館で使用予定の木材を回収するため、人工乾燥に出していた材を引き取りに行ってきました。
場所は、清水港にある木材乾燥業者さん。山中湖から車で約1時間ほどの距離です。
現地に到着してまず驚いたのは、気温の違い。山中湖に比べてかなり暑く、体感的にも大きな差を感じました。
乾燥に出していた木材は、およそ10日間ほど乾燥機に入れられ、含水率は30%を切るくらいまで落ちていました。
もう少し乾燥させたいところではありますが、予算とスケジュールの都合上、ここでいったん切り上げ、今後は研究所で自然乾燥させる予定です。
木材を車に積んでの運搬は、何度やっても緊張する作業です。
ロープで何重にも固定し、慎重に確認を重ねてから、無事に山中湖へと戻ってきました。
最高気温27.4℃ 最低気温14.4℃
連日道具館の屋根材加工を行っています。今週は、設計をしていただいている、生産技術研究所の今井研究室から学生が加工のサポートに来てくれました。
ミズナラ材で長いものだと4mある木材をプレーナかけることはかなり大変です。まだ数十枚残っているので先が思いやられます。
また本日は、木材を実際に建築してもらう忍野村の大工さんに確認してもらい今後の進め方について打ち合わせを行いました。
まだまだ加工する木材は増えそうです。
最高気温21.4℃ 最低気温14.3℃
道具館が3月に着工し、建築に関わる木材の加工が本格的に進んでいます。
屋根材には研究所産のナラ類の板材を利用する予定で、
板にプレーナーをかける作業をしております。
重たい材もあり、富士の技術職員2名ではなかなか大変なので、秩父演習林から応援に来てもらい作業を行いました。
5月のGW開けに、設計をしていただいている生産技術研究所から、教員・学生が来て一緒に剤の加工を行いました。
今回は、屋根材の加工です。屋根には、カシノナガキクイムシで枯れてしまった研究所のブナ科植物、ミズナラやクリなどを使います。
耳付き材の片耳を丸鋸で切っていくという作業なのですが、硬い材で縦挽きの丸鋸はなかなか大変でした。3日間で80枚前後カットしました。
次はプレーナーを使って、表面をツヤツヤにしていきます。
本日の気温 最低気温:8℃ 最高気温:16℃
今年もマメザクラが開花しました。
過去のブログを参考に、2009年以降の開花日(年によっては満開などの日)を調べてみたところ、
2009年:4/14(開花)
2010年:4/13(開花)
2011年:4/27(3-5分咲き)
2012年:4/25(開花)
2013年:4/8(開花)
2014年:4/17(開花)
2015年:4/16(開花)
2016年:4/11(開花)
2017年:4/18(開花)
2018年:4/12(満開)
2019年:4/20(開花)
2020年:4/7(開花)
2021年:4/1(開花)
2022年:4/13(開花)
2023年:4/5(5分咲き)
2024年:4/10(開花:個人的なメモから)
とありました。ここ数年、非常に早い年もありましたが、今年は概ね(ここ15年間の中では)平年並みといったところでしょうか。
マメザクラは個体によって開花状況にばらつきがあるようで、今回開花したのは、毎年早く咲く個体です。これからしばらく、桜の花を楽しめそうです。
2020年から始まったNHK交響楽団の弦楽トリオClassic Encourageによる「癒しの森」での音楽会。今年も夏の早朝に「癒しの森の朝もや音楽会」として開催します。みなさまお誘い合わせのうえ、早朝の森のお散歩を楽しみながら(ペット可)、朝食を食べながら、小鳥の囀りを聞きながら、などご自由な形で森と音楽をお楽しみください。
今年から音楽会専用のWebページを開設いたしました。今後はこちらのページで最新情報をお知らせしていきます。
https://sites.google.com/view/artist-in-residence-yamanakako/
お問い合わせについては、以下のフォームからお願いいたします(上記Webページにもフォームへのリンクがあります)
https://forms.gle/emChBqmeWJCNpAmaA
○癒しの森の朝もや音楽会
2025年7月13日(日)、6:00-7:00(雨天時は14日に延期)
会場:東京大学富士癒しの森講義室 オープンテラス
・事前申込みは不要です。直接会場に起こしください。
・参加は寄付制で、大人お一人1000円以上の賛助金をお願いいたします。
・森が会場ですので、折りたたみイスか敷物を各自ご用意ください。
・ペットの入場も可です。リードをつけるなど、安全にはご留意ください。
・会場での飲食も可ですが、火気厳禁です。ゴミはお持ち帰りください。
・山中湖村健康ポイント事業の対象となっています。
○重要なご案内
・会場に駐車場はありません。山中湖村役場駐車場、もしくは公共の観光駐車場をご利用いただき、森の中のお散歩を楽しみにながら会場にお越しください。
・会場と駐車場の位置関係はこちらのGooglemapをご参照ください。
・以下のマップもご参照ください。
林道沿いの枯れ木と枯れ枝は歩行者に当たる危険性がるので、事故防止のために毎年処理を行っています。通常は業者に依頼している作業ですが、今年度は職員も行うことにしました。
建物と電線が近くにあるので、チェンソ-で上から少しずつ切っていきます。安全に留意しつつ時間をかけて行いました。
本日の山中湖:最低-5℃、最高5℃、曇り時々晴れ
山中湖村内でも、研究所の森の中でも毎日どこかで見かけるシカたち。
冬は食べ物となる植物が乏しい季節。食べられる木々の冬芽、笹、土を掘り起こして植物の根等を食べたりしています。3月に入ってから、村内では何度か積雪がありましたが、このように林床に雪が残ってしまうと。
シカたちは樹皮もよく食べます。この立派な角の♂シカが食べているの木はマユミです。好物の樹種で、手前にあるマユミも激しく食べられています。食べることに夢中で、カメラを構えても逃げていきません。(安全を確保できる距離から撮影しています)
少し分かりにくいですが、こちらの若い♂シカは、松の葉をモグモグ。雪の重みで折れて落ちた枝も彼らにとっては食料に。