2013年5月7日火曜日

実証林での予備実験スタート

本日の山中湖:最低3℃、最高17℃、快晴
ゴールデンウィークが終わり、山中湖の木々はいよいよ青くなってきました。
広葉樹はまだまだ葉っぱが開ききらないものが多いですが、カラマツはすっかり鮮やかな新緑となっています。
足元ではフデリンドウが咲き始めていました。
本日から、実証林の本格運用を前に、森林景観が人の身心にどのような影響を与えるのかを調べるための予備実験に突入しました。来週頭にかけて、計4日間をかけて実験を行います。
どんな実験かというと、、、
実証林内の景観を見渡せるところに各種機材を持ち込んで、被験者の血圧や唾液アミラーゼなどの生理指標を計測します。
温度と湿度から快適指数を割り出してくれるアメニティーメーター、それから、騒音計で音環境もモニタリングします。
被験者は、シートで視界を遮った状態(対照)と森林景観が眼前に広がる状態で、それぞれリラックスして座った前後で、心理状態や景観の評価をたずねるアンケートに回答してもらいました。

今回は、3区ある実証林の状態をそろえるための整理伐の前の予備実験で、このデータと比較する伐採が済んだあとの予備実験は10月に予定しています。
実証林では、今年度、来年度に本格的に林相を操作する予定となっています。今回のような計測実験のほかにも、景観記録や樹木成長など定期的に記録をとっていきます。実証林を用いた研究に興味のある方は、ぜひ、富士癒しの森研究所までお声掛けいただければ幸いです。

2013年4月20日土曜日

特別ガイド「春の彩りをたずねて」2013

本日の山中湖:最低‐1℃、最高6℃、曇りのちみぞれ
サクラ満開の山中湖ですが、今日は真冬の寒さ。朝は小雪が舞っていました。
こんな日でしたが、本日は、東大職員向け特別ガイド「春の彩りをたずねて」が行われました。
このようにマメザクラは見事に満開。
でも寒いので、焚火をして待機です。
午前中は、小さな、普段はつい見逃してしまう小さな花や、芽吹きを観察しながら歩きました。
足元の小さな植物にもみなさん、興味津々でした。
このころまではよかったのですが…。
時間がたつにつれて、雲が厚くなり、寒さも増してきました。最後は足早に昼休み会場の山中寮に駆け込みました。
昼食後は、恒例の植物写生です。今回は、マメザクラ、トサミズキ、コブシ、シロモジ、クサボケ、タチツボスミレなどがモデルになっていました。
みなさんの作品をこちらで公開しています。
午後はあられ交じりのみぞれが強く降ってきて、散策は中止となりました。
これほど寒くなるとは、予想外でしたが、みなさん、楽しんでくださったようでよかったです。

2013年4月11日木曜日

マレーシアサバ大学国際学生実習

本日の山中湖:最低‐2℃、最高12℃、晴れ時々曇り
マレーシアのマレーシアサバ大学の皆さんが、国際学生実習として東大演習林を巡っており、昨日は千葉演習林を出て、弥生キャンパスでの交流会を済ませ、はるばる富士癒しの森研究所までやってきました。
一泊ののち、本日は富士癒しの森研究所内を案内しました。
 
満開のコブシは皆さんの興味をとても惹いておりました。
ちょっと雲がかかってしまいましたが、真っ白な富士山をバックに集合写真。
きっと良い思い出になったのではないでしょうか。
 


2013年4月8日月曜日

2013年マメザクラ開花

本日の山中湖:最低1℃、最高16℃、快晴
心配された爆弾低気圧でしたが、山中湖では無難に過ぎたようです。
本日は一転して快晴。

いつも真っ先に咲く馬場のわきのマメザクラ、開花していました。
明日以降、ほかの木も徐々に開花していくことでしょう。
今年はやはり1週間ほど早いようです。

2013年4月4日木曜日

フレッシュマン来る

本日の山中湖:最低0℃、最高18℃
山中湖もすっかり春の陽気です。
本日は、東京大学新人研修の一行が山中湖にやってきました。
新人43人が、大学の施設を見学するとともに、山中寮で研修を受けるというものです。
午前中に富士癒しの森研究所の林内各所を案内させていただきました。
スーツと革靴にヘルメット、なかなか新鮮です。
人数が多いので3班に分かれての見学としました。
大学職員の研修ということで大学施設の管理について重点的に解説させていただきましたが、新人職員の皆さんの真剣な態度に半ば圧倒されました。
森の散策も楽しんでもらえるように案内しました。
湖畔ではもうコブシが咲き始めていました。いつもより1週間から10日ほど早いようですでね。
新人職員の皆さん、まだまだ研修は続くようですが、頑張ってください!

2013年3月29日金曜日

アブラチャン咲きました

本日の山中湖:曇り時々晴れ、最高気温17℃、最低気温2℃

各地からは桜が満開というニュースばかりですが、
富士癒しの森研究所林では黄色のお花達が咲き始めています。

曇りがちな天気でしたが、ゆる~い気温でアブラチャンのお花は次々開花。

トサミズキは満開。下向き加減は何度見ても可愛らしいですね。

バッコヤナギはふさふさで銀色に輝いています。
フジザクラは…早い花芽でこの位です。
とたんにお花達が動き始めていますから、
今年は富士でも開花は早いかもしれませんね。
小鳥たちのさえずりも賑やかになってきましたよ。



2013年3月14日木曜日

冬の山口育英奨学会を訪問

3月13-14日、「癒しの森プロジェクト」の活動を支援してくださっている山口育英奨学会さんをたずねました。
新潟県長岡市小国。豪雪地帯です。
2011年6月に初めて伺った際には、根曲りの様子など、豪雪地帯特有の森林の特徴を観察することが出来ました。
では、雪があるときの森林の様子はどのようなものか、そしてどんな見どころがあるのかを会の方々と一緒に検討することが今回の訪問の目的のひとつにあります。
会の事務所の様子です。雪壁の高さが分かっていただけるかと思います。
 
積雪計はおよそ210cmを指しています。今年の最深は290cmあったそうです。本当に驚くべき豪雪です。
あいにくの雨が落ちてきましたが、スノーシューをはいて森林の中を散策しました。
厚い雪に覆われて、かん木類は雪の下敷きになって、林内は障害物が少なく、夏より自由に歩き回れます。一方、木の枝先は間近に観察できたりします。

尾根の所々では、マンサクの花が見られました。
ところによっては急な斜面を登り降り、アドベンチャー的な要素もあり、山を歩いたという達成感も得られました。
総じて歩きやすかったですが、豪雪地帯特有の雪崩地形や雪庇などによる危険性もあり、子供を連れていく場合は特に注意が必要であることなどが話し合われました。
今後とも、地域特性に応じた森の活用について交流を深めていきたいです。