2018年7月27日金曜日

センサーカメラおすすめ画像

今回はレアな動物です。


ノウサギです。さすがに小さいのでいつもより拡大しています。

えー珍しいの?とお思いかもしれませんが、
最近山中湖あたりではかなり見かけなくなっているようです。

センサーカメラでもこの1回だけ?くらいのものです。

調査を継続することで、そういった変化も明らかになるとよいと思います。

2018年7月15日日曜日

海南大学サマープログラム

7月14日の山中湖:最低19℃、最高31℃、晴れ
7月15日の山中湖:最低19℃、最高31℃、晴れ

7月13日〜16日、海南大学のサマープログラムで学生さん10名、先生2名が来所されました。
14日と15日の二日間にわたり、所内および周辺地域での野外実習が行われました。
14日はまず、富士山の登山道を登りながら世界文化遺産としての側面と、植生の垂直分布を観察しました。
ゆっくり登っても汗は噴き出し出しましたが、木陰の涼しい風に癒されました。
植物も登山道から間近に観察することができ、充実した散策となりました。
高山植物のハクサンシャクナゲの花にも出会うことができました。
山歩きに不慣れな学生もいましたが、なんとか標高2000m近くまで行って、無事に戻ってきました。
その後、今度は山中湖村内の草山に行きました。
これは、人の手が入ることによる植生変化を観察するのが目的です。
今回行った草山は毎年春先に山焼きをすることによって、草山が維持されています。
まれに、草地の合間に木が生えているところがあります。
近くに寄ってみると、樹皮が黒く焼け焦げています。
ここで生きていける木は樹皮がコルクのように分厚くなる樹種に限られるようです。
午前中の山歩きで疲れていた様子でしたが、草山からの壮大な景色に元気を取り戻したようでした。

15日の午前中は、研究所の林内を森林管理の方法に重点をおきながら、散策しました。
シカによる樹皮の食害などは、彼らにとって珍しいものだったようです。
この日のお昼は、ピザ。林内で採取したダケカンバの樹皮とスギの落ち葉を焚きつけに火を起こし、薪を割ることも経験してもらいました。
ピザ窯の扱いもすぐ慣れたようで、後半は学生たちで次々とピザを焼き上げていました。
午後は林内の植物を使った染色実験をして、研究所での一通りの野外プログラムを終了しました。
連日、暑い中、みっちりとプログラムをこなしたので疲れたようでしたが、学生たちは充実した表情で、学んだことは多いようでした。

2018年7月3日火曜日

クサボケ増殖プロジェクト始動

本日の山中湖:最低16℃、最高28℃、晴れ
山中湖の皆さんは、かつてからクサボケを「シンドメ」と呼んで、その実を食材や民間薬として親しんできました。
いまは森が茂ってきたせいか、なかなか採れないものとなり、若い世代では知らない人も多くなってきました。
地域おこしに取り組む住民団体が今年度の事業として、クサボケの特産化に取り組んでおり、そのお手伝いをさせていただくことになりました。

今日は、その第一歩ということで、まずは増殖するための挿し木技術の講習会を、田無演習林の先生の協力を得て実施しました。
まずは、クサボケの枝を採取するところからやりました。

クサボケは林内の草むらに紛れるようにして生えています。
どのような特徴があるのか、確認し、見分けられるようになってもらいました。

勢いよくまっすぐ伸びている枝の、せいぜい3年生くらいの部分で採取します。
古い枝や元気のない枝は、挿し木には向かないのだそうです。
本来は梅雨の時期にやりたかったのですが、あまりにも早く夏空がやってきてしまったので、採取してすぐ濡れ新聞に包むなど、注意を払いながら採取作業をしました。

今年の実の付きは良くないようですが、2〜3センチに成長した若い実がわずかに見られました。

採取してきた枝は、室内に移動してすぐ、穂木の調整と「水あげ」の作業に取り掛かりました。
枝を10センチ前後に切り分け、土にさす部分(下の方)を中心に適宜葉を取りのぞいて穂木を作ります。間を置かずそれを水の中に浸けて「水あげ」をします。これには、穂木に水を吸い上げさせる目的と、植物自身が出している発根阻害物質を水の中に出してしまう目的があるのだそうです。

「水あげ」を十分にしたら、いよいよ挿し付けの作業です。
穂木の下端に水の吸い上げと発根を促すような切り込みをしてから挿し付けをします。

細かめの鹿沼土を入れ、十分に水を吸わせた苗床に割り箸で穴を開け、そこに穂木を挿し付けていきました。
挿した後、根本の土をぎゅっと押し込んで、穂木の切断面と土がしっかり接触することが大事なのだそうです。
この後、この苗床は、直射日光を避け、湿った状態を保つように注意深く養生をして活着するのを待つことになります。
初めての試みですが、うまく元気の良い苗がたくさんできればいいですね。

2018年7月1日日曜日

合同ゼミナール「癒しの森と地域社会」

6月30日の山中湖:最低17℃、最高28℃、晴れ
7月1日の山中湖:最低16℃、最高28℃、晴れ

いつになく早い梅雨明けとなり、真夏ならではの好天に恵まれた今週末、全学体験ゼミ「癒しの森と地域社会(夏)」が行われました。
去年から始まった科目ですが、今年は、女子美術大学との合同ゼミナールという形式に挑戦してみました。
参加した学生は総勢20人。4つの班に分かれ、アイデアソンに取り組みました。
今回のテーマは、山中湖村の中でも緑が色濃い地域として知られる「梁尻通り」地区のまちづくりです。
まずは、研究所から「梁尻通り」まで歩いて移動し、地区ごとの景観の違いを感じ、地元の方の解説で地区の成り立ちを学びました。
開放的な山中湖畔からわずか数十メートル中に入ると、「梁尻通り」があり、緑のトンネルに包まれます。
役場の方、居住歴の長い方、観光業を営んでいる方など、班ごとに立場の違う方のお話を聞かせていただきました。これがアイデアを練るための情報収集となります。
現地で得た情報を持ち帰って、各班でまとめ作業をしたあと、報告会をして情報を共有しました。
そしていよいよ本格的なアイデアソン(マラソンのようにアイデアを練り上げて行くこと)のはじまりです。
各班ホワイトボードに向き合いながら、めいめいのスタイルでアイデアソンに取り組みます。
途中、長めの休憩をはさみ、希望者には薪割りでリフレッシュも図ってもらいました。
2日目の午後、いよいよ各班のアイデアソンの成果の発表会です。初日にお世話になった地域の方にも参加していただきました。
班で見つけ出した「梁尻通り」の課題と、それについての解決策の提案について、各班それぞれ個性的な方法で発表してもらいました。
たった二日間で情報の収集にも、アイデアの練り込みにも限界もありましたが、地域の方には違う視点からのアイデアをえる機会となったようです。
また、違う大学同士での共同作業は、思考スタイルの違いもあり困難もあったようですが、お互いの考え方の違いを知り、それを乗り越えて行く、良い経験となったようです。

2018年6月28日木曜日

センサーカメラおすすめ画像

先月はシカではなかったので今月はシカで行きたいと思います。
オスのシカなのですが角が…
角が落ちたばかりで痛々しい跡が赤く見えます。

実際は痛いんでしょうか…?

2018年6月17日日曜日

総合科目「森林環境資源学(森と癒し)」のフィールドワーク

16日の山中湖:最低10℃、最高15℃、曇り
17日の山中湖:最低10℃、最高20℃、晴れ時々曇り

東京大学の1、2年生対象の科目、総合科目「森林環境資源学」のフィールドワーク「森と癒し」が行われました。19人の学生が参加しました。
梅雨らしいぐずついた天気でしたが、ほとんど雨に降られずに野外でのプログラムを実施することができました。

初日は、日中でも肌寒いなか、研究所周辺の緑地や森林をめぐり、樹木や工作物がどのような配置なのかなどを観察しながら、7kmほどの行程を歩きました。
普段の都会での生活からすると、解き放たれたような気持ちになったのか、あまり思わしくない天候での長距離歩行にもかかわらず、「癒された」という感想を漏らす学生が多かったです。

夜には振り返りのための報告会とディスカッション。
「癒しの場」としての評価について、それぞれの意見をかわしました。
学生同士での積極的なディスカッションが行われていたのが印象的でした。

2日目はまず、演習林内の多様な緑地環境をめぐりながら、どうしてそのような景観となるのか、管理の影響や自然の作用に注目しながら観察しました。

その後、近くの「文学の森公園」にお邪魔し、この公園の管理に携わっている方に、管理作業がどのように行われているのか、苦労している点などについてお話を伺いました。
管理するという点から森林について、知見を深めてもらうことができました。

最後には、学生自らが作業体験ということで薪割りや、落ち枝集めに取り組んでもらいました。
山仕事が単に大変なだけでなく、楽しみとなる一面があることにも触れてもらえたようです。

2018年6月6日水曜日

巣箱にシジュウカラ

一昨年、竜王小学校の皆さんにいただきました巣箱に、
シジュウカラが入っております。

下の巣箱です。拡大するとこのようになっております。

昨年の春先に設置したのですが去年は入らず、
そのまま1年間放置していたところ今年入りました。

もうだいぶ雛も大きく育っているようで、
両親が甲斐甲斐しく餌を運んでおりました。