2012年9月13日木曜日

全学体験ゼミナール「癒しの森を創る(夏)」

本日の山中湖:最低12.9℃、最高28.6℃、晴れ
11日から2泊3日の日程で、今年度から新たに開講した、東大教養学部講義・全学体験ゼミナール「癒しの森を創る(夏)」の現地実習が行われました。
駒場キャンパスでの3回の事前講義を経て、大人がゆっくりくつろげる空間と子供が遊べる空間を創るというコンセプトをひっさげ、集大成に臨みます。
森づくり、といってもこれまでは東京のキャンパスでの講義だけだったので、具体的なイメージを持ってもらうために、一通り林内を見学した後、今回取り組む作業を話し合ってもらいます。温泉、滝???などと突拍子もない案が飛び出し、外野は不安に駆られてしまいましたが、最終的にはそれなりに現実的なプランに落ち着き、初日は、対象地に行って第2日目以降の作業の準備を整えました。2日目は、大人のくつろぎ空間として、小径木を取り除き、シートでの屋根かけをします。
根っこ堀までして整地に余念がありません。
昼食はさっそく屋根の下で摂ることにしました。わきにはハンモックも設置。おなか一杯になったらお昼寝もできます。
午後は、子供が遊べるようなアイテム作りです。
元から枝分かれした大きなアカマツの木には、半割にした薪にロープを通して、木登り用の縄梯子をかけました。
木登り用のアカマツの太い枯れ枝を切り落としたのを利用して、ブランコも作りました。
2日目は、この辺で薄暗くなってきて作業終了。森の中の作業は、この時期となると、頑張っても4時ころまでですね。
3日目は、仕上げの作業で、くつろぎ空間の目隠しとなる柵と、アプローチの道を整備しました。
伐採した低木類をアーチ状に編みこんで、おしゃれ感を演出していました。
アプローチ道から垣間見る2012年夏の癒し森です。ひときわ明るい木漏れ日の中に癒しの空間が浮かび上がります。

学生さんにはまだまだやりたい計画はありましたが、これで今回は一応の完成。この場所は、この先も学生実習で癒しの空間としてさらにグレードアップしていってもらう予定です。学生さんには、次学期以降の受講生に向けたメッセージも残していってもらいました。
思い出に記念撮影もパチリ。ご苦労様でした。

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