本日の山中湖:最低-7℃、最高7℃、快晴
先月のフットパス公開講座&ワークショップの続きということで、「山中湖マッピング・パーティー」というものをやってみました。
マッピング・パーティー???聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
くどくどと説明するより、今日の活動内容を見ていただければ、ああ、こんなものか、とわかっていただけるのではないかと思います。
今回、対象としたのは、山中湖村の山中地区。先月の公開講座の参加者の方に加え、マッパーと呼ばれる、ネット上の地図情報の編集技術を持った方々3名にも来てもらいました。
まずは、みんなでGPSと紙地図を持ってぶらり歩き。
古道や道祖神など、詳しい方に説明していただり、おしゃべりしながら歩きました。
マッパーさんたちは、何やら、iPadや紙地図に記録しながら付いてきます。
途中、冬枯れの景色の中にも鮮やかな色を見つけることもできて、話も弾みました。
ツルウメモドキ。地元では正月の飾りに使われたりもするそうです。
黄緑の鮮やかな繭。後ほど調べたら、ウスタビガというガのもののようです。天蚕と呼ばれるヤママユガの仲間です。もしかしたら、おもしろい生糸が取れるかもしれませんね。
2時間余りかけてぐるっと歩いたところで、今度は無線LANのあるお宿のロビースペースをお借りして、本日の振り返り。
みなさん持ち寄りのお茶菓子、おつまみでお茶をしながらのゆったり勉強会という感じです。
これは、地元のおばちゃんたちが持ってきてくれたもので、自家製の山菜おこわ(富士山麓で撮ったワラビ入り!)と、道の駅での購入品ということですが手作りのフキの砂糖菓子(フキも富士山麓産!)。とてもおいしかったです。
このあたりがパーティってかんじですね。
マッパーさんたちは、みんなの目の前で、GPSデータ、iPadでの記録からオープン・ストリート・マップ(OSM)というネット上の地図に道や建物などを入力し、本日のルートを目にしたものとともにOSMに書き込んでくれました。そしてこれが、もう世界中の人が参照できる、ということに、一同、「おおー」と(今日歩いた&地図更新されたエリアはこちら)。
ほかの地域でも活発に活動をされているマッパーさん、楽しみながらやること、地元の報道メディアをうまく使うこと、など貴重なアドバイスもしてくれました。
こんな風に使えるの?こんな使い方はどうだろう?と話が盛り上がりました。「おれ、これやります」という前向き発言も。
山中湖からマッパーが出る日も近いのでは?この次の展開が楽しみです。
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