今年も運動会学生との共同作業「アルバイト・ヂンスト」が行われました。
もともとは、夏の間だけ学生自治で切り盛りされる山中寮周辺の奉仕労働だったアルバイト・ヂンストですが、30年ほど前に途絶えて、復活して5年目となりました。
(過去の様子はこちら→2010年、2011年、2012年、2013年)
今年の課題はすごく地味です。ずばり、駐車場の整備。
山中寮の駐車場には、駐車枠などが一切なく、場合によって、非効率な駐車状況になっていました。
まずは車止めにする埋め木のために、間伐してあった木材の皮をむきます。
駐車場の標識も必要なので、余っていた板を適当に切って、表面を滑らかにします。
ひととおり資材が整ったので、いよいよ現場での工事です。
駐車枠を設置する寸法を計測して、仮杭を立てていきます。
駐車枠の位置が定まったら、車止めの木を土を掘って埋めます。
土方タイムです。この写真は、1925(大正14)年、この演習林が設立された年の新聞記事からのものです(東京朝日新聞)。記事の見出しは「山中湖畔に土方する帝大生」。おそらく、グラウンドを整備するための作業と思われます。
いまは「寮前に土方する東大生」、陣笠はヘルメットに変わりました。
さてさて、とにかく今回の作業はとても地味です。
車止めの木が埋め終わったら、あとは駐車枠を明示するロープを地面に張るだけです。
これで完成です。うーん、地味。というか、わかりにくいですね(汗)。
学生が書いてくれた木の標識のほうは、後ほど現場に設置となります。どんなものになるか、お楽しみに。
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