本日の山中湖:最低12℃、最高22℃、くもり
暑くもなく、寒くもなく、作業にはちょうど良い天候に恵まれ、無事、
ロープウィンチ講習会が開催されました。
富士癒しの森研究所スタッフにとっては、購入後、初めて動かす初心者講習
の場ですが、他の方にも参考になるのでは、ということで公開で実施したのが
この講習会です。
我々、富士癒しの森研究所スタッフ以外にも田無演習林からもスタッフが
研修に訪れ、一般の方も4名参加されました。
開講式で、森林の整備促進にロープウィンチのような小型機械が活躍する
可能性や、今回の講習会の趣旨などが説明されました。
さっそく道具を広げて、講習開始です。
ウインチ本体も軽量ですが、専用のロープ類や金具のアクセサリーも
おしなべてコンパクトかつ軽量なのが特徴です。
本日ロープウィンチを使って行った作業をまとめると、
①間伐における伐倒方向誘導
②かかり木の処理
③木材の搬出
④トラック荷台への木材の積載
のようになります。
このうち、③の作業の動画をご覧ください。
(途中、ドーンという音は効果音ではなく自衛隊演習の音です。その他
雑音が多いですので、音量を低くしてお楽しみください。)
材をロープに接続し、方向転換するブロックまで寄せる場面です↓
ブロックを通過する際の様子です↓
材をロープに接続し、方向転換するブロックまで寄せる場面です↓
けん引するだけというシンプルな装置ですが、各種アクセサリーを
組み合わせて工夫すれば、他にもいろいろな作業ができそうで
わくわくしました。アクセサリーの軽量さとシンプルさも作業の幅を
広げてくれる要素のようにも感じました。
実際、屋敷地の大木伐採で行われる吊るし伐りや、林業以外にもレスキュー
の現場などでも用いられているそうです。
今後、研究所スタッフで繰り返し使う中で、取り扱いに習熟し、
作業マニュアルなどを作成していく予定です。
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