2012年2月4日土曜日

冬の散歩みち2012

本日の山中湖:最低-17℃、最高4℃、快晴
東大の教職員を対象とした冬の特別ガイドも今年で4回目となりました。
思えば、最初の年は、2月の観測記録を更新する暖かすぎる日で、次の年は45年ぶりの雨氷に見舞われるなど、何か極端なことが起こる冬の特別ガイドでしたが、ことしはもっとも「まともな(?)」冬の一日となりました。
今回は、各部局から14人の方が参加されました。
すっきりと晴れ渡った空のもと、白銀の森の中をゆきます。
皆さん気持ちよさそうです。
おもしろい形の実がついていますね。コクサギというミカン科の木です。「臭木」というほど嫌なにおいはしませんが、独特の強いにおいがあります。
色彩の落ちついた冬の森を歩きながら、こうした木のにおいや冬芽の造形などを観察しながらの散策となりました。
今回はあまり動物の足跡は多くなかったのですが、ネズミの新鮮な足跡を見ることができたのはうれしかったですね。
お昼には、恒例となった、林内産のクルミで作ったクルミだれで、餅を賞味していただきました。
スノーシュー・かんじき体験も「歩きやすい」「おもしろい」と皆さんに好評でした。
湖畔では、富士山をバックに集合写真をパチリ。

最後に、参加者の皆さんに簡単なアンケート調査に協力していただきました。季節によって森の感じ方にどのような違いがあるのか、参加者の属性にどのような違いがあるのか、など今後データを蓄積しながら検討していくの楽しみです。



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