昨日・本日と、長野県大町市で林業を経営されている荒山林業ご一行さんが来所されました。
荒山林業さんは、木材生産をしながら美しい森づくりをされていることで知られ、我々スタッフ一同、昨年の10月に研修訪問先としてお世話になっています。
今回は、富士癒しの森研究所の森の様子を見たい、森づくりの話を一緒にしたいということで訪問していただきました。
初日は、研究所の林内をひととおりご案内。長年、森と向き合ってこられた荒山さんの目はさすがに鋭く、広葉樹材としての価値や、カラマツ中腐れの問題を指摘され、勉強になりました。
カラマツの中腐れは、周辺地域全体の森づくりにも大きく関わる話なので、後日、もう少し掘り下げて調べてみたいと思います。
今月半ばの強風で生じた中腐れが原因とみられる幹折れ害。
2日目は、スタッフ全員と事務所周りを歩きながら、情報・意見交換。荒山林業さんとこの研究所の共通の課題として、
- 抜き伐りを基本とする施業をする際、どのように更新をはかるのか
- 外部者に対してどのように森を開き、または入林を制限していくのか
というようなことがあることが確認されました。
今後とも、連携を持ちながら、ともに森づくりについて考えていきたいです。
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