2013年9月4日水曜日

生理・心理実験のデータ検討会

本日の山中湖:曇り時々雨、最低16℃、最高24℃
実証林において5月に実施した実験のデータ検討会を、お隣・富士吉田市にある山梨県環境科学研究所で開催しました。
今回の実験はヒトの感覚のうち、「視覚」にターゲットをあてて、森が見えるのと見えないのでは、生理的・心理的にどのような影響があるのか、を調べようと計画したものです。
生理指標に関するデータ、心理指標に関するデータ、当日の環境条件に関するデータがそれぞれ分析され、持ち寄られました。
多くの指標において、森林の視覚刺激が、癒しの観点からポジティブな影響を与えていたことを物語る結果が得られました。
いっぽうで、視覚以外の刺激がポジティブに作用していることを示唆するような結果や、これまでの研究成果と相反するような結果も中にはあり、興味深い説の提案・議論が交わされました。
詳細な結果は、この秋以降の学会等で公表されていく予定です。

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