本日の山中湖:最低14℃、最高28℃、快晴
全学体験ゼミ「癒しの森を創る」は2年度目を迎えました。
(2012夏、2012冬の様子)
今年の受講生は7人、9月10日からの3日間、先輩受講生の跡を受けて癒しの森づくりに挑みました。
まずは、森の成り立ちや森林景観管理について説明を受けながら、活動の対象地へ向かいます。
現場を目の当たりにして、これまでキャンパス内で膨らませたイメージを、実現性の観点から削っていくディスカッションを経て、作業に取り掛かります。
今回、学生がテーマに掲げていた「休憩所をつくる」のための様々な案のうち、実現しようということになったのが、樹上の寝転がれるソファーのような台。名付けてフローティング・フロア。
初日の夜は真剣に作戦会議。
寝そべる角度は、どのくらいが気持ちいいのか、実際に検証しながら設計を詰めていきます。
たいそうな言い方をすれば、人間工学に基づく設計ですね。
翌日はあいにくの雨交じりの天気。部材の調整など、なるべく室内でできる仕事を優先的に組みながらの作業となりました。
丸ノコやカンナなど、様々な道具に挑戦してもらいました。
カンナはなかなか、はまるようですね。
雨が上がった隙をついて、現場にも足を運び、使いたい材をとるために間伐もしました。
雨のために時間的なロスが多いながらも、2日目の作業が終わるころには、何とか最終日は仕上げ作業だけで乗り切れそうなところまで行きつきました。
そしていよいよ、最終日の本日。願ってもない快晴の天気に恵まれ、仕上げ作業です。
室内で作ってあった台座を現場に運び込み、土台の上に固定。
人の背丈ほどの高さに浮く木製ソファーが完成しました。
今回も時間制約が厳しい中、完成までこぎつけることができました。
湧き上がったアイデアの中からは一部しか実現することはできませんでしたが、思いはまた次の履修生にバトンタッチされます。
最後に記念撮影をパチリ。ハードな3日間、ご苦労様でした。
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