7月に実習が行われた教養学部科目「癒しの森を考える」が縁となり、学生さんから、11月の駒場際で出展する足湯の浴槽をヒノキで作りたい、との申し出がありました。
そして本日、浴槽を作るために、出展するクラスから男子学生4人が派遣されてまいりました。
4人とも、木工は学校の技術の授業での経験はあるものの、初体験に近いとのこと。
ともあれ、まずはどんな寸法のものを作るのか、設計を考えてもらいます。
出来上がりの容積も計算して、お湯の供給方法も話し合ってます。
今回使ってもらう木材は、4年ほど前に林内で間伐して板に挽いてあったヒノキです。
あまり幅広ではないので、板と板をはぎ合わせる加工がポイントとなります。
水を入れるものなので、ちょっと手間はかかりますが、「さね加工」をしてもらうことになりました。
さね加工は、トリマーという道具を使ってやってもらいました。これが結構、根気の要る作業となりました。
いっぽうで、ペレットストーブやバイオライトで湯沸しも試してもらいました。当日はペレットで湯沸しするという計画だそうですが、湯沸しにかかる時間も実感してもらいました。そうこうして(悪戦苦闘して)、出来上がった浴槽がこちら。
でか!
第一印象は、「棺桶」でした。
作業終了は7時を過ぎておりました。お疲れ様でした。
そして、本番では湯沸しがんばってください。
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