本日は、技術職員2名が東京大学田無演習林にお邪魔して、
田無で実施している危険枝除去技術の研修をしていただきました。
田無の皆様、お忙しいところをありがとうございました。
ツリークライミングのロープをかけるための、
スローラインという紐を用いて枯れ枝を処理します。
先に重りをつけたスローラインを枯れ枝に投げます。
振り子のように振ることで遠心力を利用し、
高さ15m近くまで投げることができます。
田無の皆さんは熟練しており、
ほとんど1発で狙った枝にかけることができます。
スローラインにロープをつなぎ、
手繰り寄せることでロープが枯れ枝にかかる形にし、
ロープを引っ張って落とします。
こんな大きな枯れ枝を落とすことができました。
万一歩行者の上に落ちてきたら大変な事故になるところでした。
田無の皆さんは熟練しているとはいえ、
やはり高いところに素手で投げるのは難しいし、
数をこなして疲れると失敗も多くなります。
そこで新兵器「スーパーショット」を最近導入したということで、
こちらの使い方も教えていただきました。
要は巨大なパチンコで、これで先ほどの重りと紐を飛ばします。
力もそれほどいらずに、20m以上の高さまで飛ばすことができます。
ご指導いただき、私たち富士の技術職員もやってみましたが、
ほとんど初心者にも関わらず、かなりいい線で飛ばすことができました。
今回ご指導いただきました技術を用いて、
当所の林内をより安全で快適に管理できるようになると思います。
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