富士癒しの森研究所をご利用いただいている新領域創成科学研究科の斎藤馨先生の最終講義が、富士癒しの森研究所を会場に行われました。
最終講義の会場が演習林というのは、他に例がないのではないのではないでしょうか?
講義は、正装(モーニング)の先生が、長靴を履いて林内から現れ、癒しの森講義室のオープンテラスに登壇して始まりました。
背景には現実の森林、それに対してフォーマルないでたち、という何とも斬新な光景です。
講義は、スライドを使うことなく、森の風景の中で展開していきました。
時折、講義室の中に立ち入って、ホワイトボードに板書しての講義も拝見させていただくことができました。
講義後のセレモニーも含めると3時間以上にわたって、オンラインで配信されました。
オンラインでの参加者は実に150名を軽く超えていたようです。
新型コロナウイルス感染症のため、最終講義がオンラインということになりましたが、それだからこそ、こちらの森を会場として利用することもできたのかな、と思います。
森の新たな可能性に気づいた1日でもありました。
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