2021年4月19日月曜日

マクロ撮影で楽しむ春の植物

 本日の山中湖:最低−2℃、最高18℃、快晴

4月1日に開花を迎えた「癒しの森」の中のマメザクラですが、その後、寒い日が続き、今も見頃が続いています。3月下旬に咲き始めたコブシの花もまだ残っています。

新緑の芽も萌え出し、こちらはいつものゴールデンウィーク頃の感覚です。今年は、そんなことから、いろんな色が一気に出揃う春となりました。

春の植物は小さな枝先や足元で、その独特の彩りを見せてくれます。そのような見逃してしまいそうな彩りを楽しむのに、写真のマクロ撮影はとてもオススメです。

マクロ撮影は、平たくいうと、接写で、対象物に近寄って大写しにする撮影の技法です。少し前までは、一眼レフのカメラなどに専用のレンズを装着して撮る、という少々大掛かりなものでしたが、今は、気軽に撮ることができるようになりました。

最も簡単なのはスマホで撮る方法で、専用のマクロレンズが販売されていて、100円ショップで買うこともできます。また、デジカメはほとんどの製品で「マクロ撮影モード」が用意されています。

ここでは、はじめの一歩としてのヒントを紹介します。(説明資料はこちら

マクロ撮影と普通の撮影の大きな違いは、焦点距離が近いということです。そして、使うレンズによって焦点が合う距離が全然違うので、これをあらかじめ知っておくことがポイントとなります。

それぞれの機種の特性(焦点距離)に応じて、同じ被写体を撮ってみるとどうなるでしょう?

まずは、マメザクラ。

スマホにつけるマクロレンズを使って撮ると、虫の視線で見ているようです。
3センチ以上離れると、焦点が合わなくなるので、うんと近づいて撮りました。
次は普通のデジカメで、10センチくらい離れたところから撮影してみました。
マクロ撮影をすると、焦点の合わない背景などはぼやけ、これが独特の臨場感を写真に持たせます。
強力なズーム機能を持ったデジカメで、あえて距離をとってマクロ撮影をしてみました。
雄しべや雌しべをくっきり観察するような寄り方はできませんが、花の枝全体が風景から浮き上がります。

次は、足元の植物を。先週あたりから盛んに咲き始めたタチツボスミレです。
スマホのマクロレンズでドアップ。雌しべまでくっきりです。
コンパクトデジカメのマクロモードではこんな感じ。背景の森がぼやけて、生えている環境の雰囲気が伝わります。
強力ズームで、1メートルくらい離れたところから狙うと、一緒に生えている草も浮かび上がって、タチツボスミレとそのご近所さんの世界が見えてきます。

枝先の花などは、どうしても近寄れないものがあります。そういうものは、基本的にはマクロ撮影はできませんが、強力ズームのあるデジカメなら、なんとか撮影が可能です。
これはトサミズキという木の花です。木はそれほど高くないのですが、やはり手に届くところにはなかなか花が咲かないので、ズームで迫ってみました。強力ズームのついた機種は、数メートル先の被写体をマクロモードで撮影することができます。

皆さんも、お手持ちの機材で身近な植物のマクロ撮影を楽しんでみてください。


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