2024年4月24日水曜日

特別ガイド「春の彩を訪ねて」実施報告

山中湖の天気:晴れ 最低気温:3.2℃    最高気温:23.2℃

 4月20日に特別ガイド「春の彩を訪ねて」を開催しました。

このイベントは、大学教職員向けのイベントとして開催し、富士癒しの森研究所をもっと内部でも知っていただこうという企画です。

当日は13名のお客様と、山中湖の春を探しました。当日はフジザクラ(マメザクラ)の咲く中少し汗ばむくらいの陽気で、各々春を探して写真撮影を楽しんでいただきました (こ)


散策中

春探し中

プロのカメラマンからアドバイスを頂きました。



参加者(職員含む)の写真










2024年4月19日金曜日

バイオネスト作成

本日の山中湖:最低気温8℃ 最高気温19℃

 事務所構内でカシノナガキクイムシの影響で枯れてしまったミズナラの枝を使ってバイオネストを作成しました。学生と力を合わせて作成し、鳥の巣のようなものが出来上がりました。

バイオネストとは、伐採時に発生した材の処理を自然の景観を配慮し、丸く組み合わせながら編み込まれて作成されたものです。(ネスト=巣)



2024年4月5日金曜日

ミズナラテーブル

  本日の山中湖:最低6℃、最高6℃、小雨(濃霧)

先月末に事務所のテーブルがリニューアルされました。

材は2008年ごろに山中寮建て替え時にでたミズナラ材と2022年に「カシノナガキクイムシ」の影響で枯れてしまった(ナラ枯れ)ミズナラを使用しています(写真黄色がナラ枯れ材)。

ナラ枯れ材は、カシノナガキクイムシの被害地の拡大の可能性や変色等の材質劣化が起きており、一般流通は難しい材ですが、なんとか有効活用できないかと模索し、山中湖村の業者さんに作成していただきました。(き)

材:ミズナラ
塗装:エゴマオイル
サイズ:1200mm×1600mm






2024年2月29日木曜日

製材作業

 本日の山中湖:最低ー4.4℃、最高7.1℃、晴後くもり

本日は、林内のナラ枯れ被害木の製材を行いました。秩父演習林から作業の協力を得て、簡易製材機でミズナラとクリの丸太7本を5cmの板に粗挽きしました。

製材した板は倉庫で乾燥させます。これから演習林産の材を木工品や建物の建材、家具などに使用していく予定です。




2024年2月22日木曜日

一般公開記念公開講座とミニガイドツアー

 本日の山中湖:最低0.5℃、最高5.4℃、雨のちくもり

一部エリアの一般開放が本日から開始される記念事業として、公開講座と開放エリアのミニガイドツアーを開催しました。

あいにくの雨模様でしたが公開講座には24名、ガイドツアーも13名の参加がありました。

公開講座では、研究所の今年度の活動報告や森林とコウモリの講演、ナラ枯れ防除に向けた研究の紹介、富士癒しの森研究所産の木材の活用の紹介が行われました。

身近な話題もあり、また専門的な内容もあり、講演後には質問が多く寄せられ、地域の皆さんに関心を持っていただけたようです。









ミニガイドツアーは、湖畔広場から講義室に向かうコースを案内しました。途中、植物観察や東屋や講義室などの説明を行いました。

一般開放は平日の9時~16時となっています。春に向かい良い季節になりますのでぜひ散策をお楽しみください。






2024年2月8日木曜日

雪の林内見回り

本日の山中湖:最低-9.7℃、最高3.7℃、くもり

2月5日から6日にかけてまとまった雪が降り、山中湖村の積雪量は31cmでした。今年度初めて除雪機の出番でした。

本日、積雪による被害がないか林内の見回りを行いました。特に大きな被害もなくホッとしました。

しばらくくもりの天気が続いており雪がなかなか融けません。林道に車で入れるようになるにはもうしばらく時間がかかりそうです。

雪の湖畔広場

雪の講義室





2024年1月22日月曜日

新しい薪棚できました

 本日の山中湖:最低-2.1℃、最高7.4℃、くもり

冬季は利用者の数も落ち着いて、技術職員は薪をつくったり、木工作業をしたりする時期でもあります。

事務所の横の薪棚がひと棚壊れかけているので、ひと棚新調しました。ほぼ演習林のカラマツ材を利用して作成しました。途中、屋根のペンキが足りなくなったため、個性的なシマシマ屋根になりました。