2019年6月16日日曜日

総合科目「森林環境資源学」フィールドワーク(森と癒し)

15日の山中湖:最低10℃、最高16℃、雨
16日の山中湖:最低13℃、最高25℃、快晴
この週末は、教養科目として開講している総合科目「森林環境資源学」のフィールドワークが行われました。
本学の1・2年生7名が参加しました。
一週間前に梅雨入りしたこともあり、あいにく初日は本格的な雨模様でした。

当初の予定を短縮しながらも、「癒しの場」として利用されていることが想定される村内の緑地を巡り、ワークシートを使って、それぞれの緑地を観察していきました。

夜には、班ごとにまとめた各緑地の評価と改善案を報告してもらい、個人の属性の違いや制度の観点など幅広い視点から議論をしあいました。

2日は打って変わって爽やかな晴天に恵まれました。
この日は、管理に着目しながら、もの癒しについて考えていきます。
まずは、演習林内で管理の違いがどのように森の見た目(景観)に影響を及ぼすのかについて、様々な例を見て回りました。

今一度、演習林外に飛び出して、前日に訪れた緑地で、どんな管理作業が行われているのかを、実際に作業に携われる方から教えていただきました。
どんな点に気をつけているのか、どんな課題があるのかなど、生の声を聞くことで、緑地の背景にある人の努力や営みを深く理解することができました。

最後には、自分たちで作業を体験してもらいました。
落ち枝を拾って燃やして処分したり、倒木などを玉切りしておいたものを薪割りする作業を体験してもらいました。
今年はいつもよりだいぶ人数が少ないのですが、その分、濃密な時間を過ごしてもらえたように思います。