2021年3月27日土曜日

森の中からの最終講義

本日の山中湖:最低-3℃、最高14℃、晴れ 
富士癒しの森研究所をご利用いただいている新領域創成科学研究科の斎藤馨先生の最終講義が、富士癒しの森研究所を会場に行われました。 最終講義の会場が演習林というのは、他に例がないのではないのではないでしょうか? 
講義は、正装(モーニング)の先生が、長靴を履いて林内から現れ、癒しの森講義室のオープンテラスに登壇して始まりました。
背景には現実の森林、それに対してフォーマルないでたち、という何とも斬新な光景です。 講義は、スライドを使うことなく、森の風景の中で展開していきました。
時折、講義室の中に立ち入って、ホワイトボードに板書しての講義も拝見させていただくことができました。 講義後のセレモニーも含めると3時間以上にわたって、オンラインで配信されました。 オンラインでの参加者は実に150名を軽く超えていたようです。 新型コロナウイルス感染症のため、最終講義がオンラインということになりましたが、それだからこそ、こちらの森を会場として利用することもできたのかな、と思います。 森の新たな可能性に気づいた1日でもありました。

2021年3月25日木曜日

パネル式看板

本日の山中湖:最低 -1.4℃、最高11.2℃、くもり 

山中湖村役場交差点脇にパネル式看板を設置しました。2013年に設置した一代目が腐朽のため取り換え計画を進めてきました。この看板には、研究所で伐採されたカラマツ材を使用しています。 絵パネルは、一般の方や学生、職員の作品でそれぞれの個性がよく出ています。
研究所のパネル式看板は全部で4カ所に設置されています。 道路からよく見えるところに設置されているので散歩がてら探してみてくださいね。

2021年3月15日月曜日

公開講座「富士癒しの森研究所研究報告2020」

本日の山中湖:最低−4℃、最高15℃、快晴 東京では桜の便りが届いたということですが、山中湖も今年はいつになく早い春の訪れを感じます。 昨年は新型コロナウイルス感染症の急拡大期で中止を余儀なくされた研究報告の公開講座ですが、今年はなんとか開催することができました。 そしてこんな状況の中、30名を超える方々が参加してくださり、大盛況となりました。
これまで、研究所の企画に参加してくださった方も、全く始めていらっしゃった方も、実に多彩な顔ぶれでした。 今回話題提供させていただいたテーマは、以下のとおりです。 「森の音楽会のすすめ—癒しの森の朝もや音楽会のできるまで—」 「リモートセンシングで見る森と草原」(新任教員の研究紹介) 「富士癒しの森研究所の10年とこれから」
新任教員の研究紹介では、実際にリモートセンシングに使われる特殊なカメラを持ち込んで、デモンストレーションも行われました。 今年は、富士演習林から富士癒しの森研究所となって10年という節目の年ということもあり、今後の村の皆さんとの協力関係を確認し合う機会ともなりました。

2021年3月4日木曜日

センサーカメラおすすめ画像

今回は、だんご三兄弟ならぬシカ三兄弟です。 こちらに向かって走ってきて、何か気になったのかカメラの前でピタッと止まりよい感じに並びました。
(当センサーカメラ調査は東京大学演習林基盤データ整備委員会生物部門脊椎動物分野の活動です。)