本日の山中湖：最低-4℃、最高12℃、晴れ
先週とはうって変わって、一気に春らしくなりました。
今日は4月中旬並みの陽気。
富士演では、昨日（23日）から、学内の技術職員研修が行われています。
テーマは「森林情報の収集と解析」。
7人の受講者が参加しています。
昨日行った測樹（木の大きさを測る）の実技講習の様子です。
今日は、動物の痕跡から動物の活動を知るための講習と、森林の位置情報を
扱うためのGPSとGISの講習が行われました。
室内講義では、シカの頭骨を使った講義などが行われました。
現地講習では、GPSを携行し、動物の痕跡を観察しました。
この研修会は金曜日（26日）まで行われます。
本日の山中湖：最低-4℃、最高-1℃、積雪12cm、小雪
東大職員、およびその家族、友人を対象とした
特別ガイド「冬の散歩みち」を開催しました。
22名もの参加者が来てくださいました。
昨冬の特別ガイドは記録的な暖かさにたたられましたが、
今年は真冬日の中での開催です。
一昨日の悪天候が幸いして、雨氷が今回の散策の目玉となりました。
みなさん、雨氷の作りだした造形に目を奪われていました。
冬芽や足元の枯れ草までも、全てのものがガラス細工のようです。
雪中花ならぬ氷中花になったマンサクの花です。
もう二度と見られないかもしれませんね。
お昼は豚汁と、富士演産のクルミで作ったクルミだれをかけた
焼き餅を食べてもらいました。
午後は、富士山景観観測塔へ行く予定でしたが、この天気では
あまり意味がないので、山中寮中庭でスノーシュー体験を
しました。
「歩きやすい」と冬のお散歩道具に興味を持っていただけたようでした。
本日の山中湖：最低-2℃、最高-1℃、小雪
珍しい気象現象が起こりました。
「雨氷」です。
昨日は、-1～0℃くらいの寒い一日、予報通り雪が降ると思いきや…
降ったのは雨。
こういう気温で雨が降ると、氷点下の温度に冷やされた水滴（過冷却水）
が木の枝などにぶつかった衝撃で凍りつきます。
マユミの実
アカマツの葉もこの通り
ススキの穂です
地表近くは冷えていたものの、上空には暖かい空気が入っていたと
考えられます。
昨日の富士山山頂のアメダスデータは-3℃台となっていました。
今日は同じような気温ですが、一日中、雪が降っておりました。
事務所にはルリビタキが遊びに来ていました。
雨氷でしなった木が道路に垂れ下がっている箇所が多数あります。
運転にはくれぐれもお気を付けください。
本日の山中湖：最低-2℃、最高17度、晴れ。
あれほど冬らしかった先週とは一変して、今日はコートも
いらないほどの暖かさでした。
今日は今週末に行われる特別ガイドのための現地下見
を行いました。
雪は一気に緩んで、歩く足に重たい雪がまとわりつくようです。
週間予報を見るに、雪が残るかどうか心配ですが、
雪上のフィールドサインや植物の様子などを確認しました。
マンサクが咲いていました。
昨年とほぼ同じ開花時期と思われます。
本日の山中湖：最低-16℃、最高2℃、積雪28cm、快晴
2月に入ってようやく本格的な冬景色になった山中湖です。
1月は冷え込んだ週もあったものの、季節外れの暖かさに見舞われ、
林内が冬らしかったのはごく限られた間だけでした。
富士演の観測では、1月中の温度高低差は実に28℃。
激しい寒暖の差でしたね。
さて、今週の雪ですが、報道では45センチとのことでした。
気象庁観測の降水量がちょうど45ミリくらいだったので、
昨年1月の大雪の時と同様、降水量×10が降雪量といったところでしょうか。
やや重たい雪でした。
今日も冷え込んで霧氷が見られました。
足もとの草に着いた霧氷に接近してみると…。
まるで雪の結晶のように、六角形が複雑に組み合わされた
見事な造形を見ることができました。
事務所の屋根のつららが大きく成長していました。
