2019年4月25日木曜日

センサーカメラおすすめ画像

桜も咲いてやっと春らしいようすになってまいりました。

今回はイノシシです。珍しく昼間なのでカラーです。

1頭で疾走するイノシシです。
ちょっと小さめな気がするので、
この前親に連れられていたのが独立したのでしょうか。

なんだかだんだん観察日記みたいになってきました。

2019年4月20日土曜日

特別ガイド「春の彩りをたずねて」2019

本日の山中湖:最低6℃、最高17℃、晴れ
今日は、天気に恵まれる中、東大教職員向けの特別ガイド「春の彩りをたずねて」が開催されました。18名の教職員とそのご家族が参加されました。
春の訪れが早いと思われた今年は、蓋を開けてみれば、いつになく遅い開花状況で、サクラは数本に1本が1〜2割咲程度でした。
そうした中でも、着実に春は来ており、この一瞬しかない彩りを見つけることができました。

カエデの仲間は冬目が赤いものが多く、それが芽吹く瞬間、枝先がぽっと華やいだようになります。このように、葉っぱが萌え出づる瞬間の彩りは「春もみじ」と呼ばれたりします。

足元も、虫の目になってよく探せば、可憐に咲く花を見つけることができます。
そのことがわかると、皆さん、地面に釘付け。なかなか動こうとしません。

子供達も地面に夢中でした。
花がなくても、松ぼっくり、きのこ、いろんなものに興味を示していました。

お昼休みの後は、恒例のお絵かき会。
とれたての画材がびっしりと目の前に並びます。

絵を描くということは、じっくり細部まで植物を観察することになります。
こうしてみる植物の姿も興味深いようで、皆さん真剣に取り組んでいました。

今年もたくさんの素敵な作品が生まれました。こちらのギャラリーで作品を見ることができます。

2019年4月10日水曜日

春の雪

本日の山中湖:最低0℃、最高1℃、雪/みぞれ
暖冬で春の訪れがとても早かった今年ですが、一転して大雪に見舞われました。

10センチほど積もりましたが、みぞれのような雪で、雪の量は増えませんが、実にずっしりと重たい積雪になっています。
樹木の枝先にまでビチョビチョの雪がまとわりつき、重そうに木々の枝が垂れ下がっています。

間も無く咲きそうなマメザクラもみぞれ雪で覆われました。
このところ、春は一旦足踏みをしているようです。

2019年4月9日火曜日

10年に一度の調査

本日の山中湖:最低-2℃、最高12℃、快晴
昨日より、10年に一度の大々的な林内の調査に取り掛かりました。
2年後から実施する次の10年間の計画を立てるための基礎情報として、演習林全体の森林の状況を把握するために実施する調査です。


林内の全ての木を調べるわけにいかないので、代表的な小区画(調査区)を取り上げて、その区画内の胸高直径5㎝以上の全ての木について樹種、胸高直径を測り、その中からいくつかをピックアップして樹高を測っていきます。

富士癒しの森研究所では、だいたい80くらいの調査区を設けて調査を実施していきます。
今回は東京からの応援スタッフにも来てもらって、戦力増強したために、思った以上に順調な滑り出しとなりました。
長丁場になりますが、普段あまり行かないようなところの様子を見るいい機会でもあります。

林内では、マメザクラのつぼみがだいぶ膨らんできていました
来週あたりには開花となるかもしれません。

2019年4月4日木曜日

寒さの中の開花

本日の山中湖:最低-8℃、最高13℃、快晴
今年の春の訪れは早いと思いきや、年度が改まった途端に大きく季節が逆戻りです。
4月1日から2日にかけては積雪があり、今朝の冷え込みは真冬並み。
そんななか、日当たりの良いところのアブラチャンの花がほころび始めました。

結局は例年通りの開花の始まりでした。
まだ本格的な開花とはいきませんが、来週は林内のあちこちが黄色く色づくことでしょう。

足元ではむくむくとフキノトウも起きだしました。
この先、コブシ、マメザクラと花のリレーが続いていくことでしょう。