2023年2月26日日曜日

公開講座「山中湖村のナラ枯れと富士癒しの森研究所の研究2022」

 東京大学富士癒しの森研究所は、昨年度より山中湖村と協働してナラ枯れの実態把握をする調査やナラ枯れ材の活用方法の模索などに取り組んでいます。このたび、山中湖村と研究所の共催で、山中湖村のナラ枯れに関する住民説明会と、研究所での研究紹介を公開講座として開催します。みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。


・日時:2023年3月8日(水)、10:30-12:00(10時開場)

・会場:山中湖村公民館

・報告内容(演題はいずれも仮):①山中湖村のナラ枯れの実態、②山中湖村のナラ枯れ対応のこれから、③ヒノキチップ等によるナラ枯れ防除試験、④森の音楽会と文化祭

・参加資格:どなたでも自由に参加できます。事前申込は必要ありません。直接会場にお越しください。

・コロナ対策のお願い:当日、受付にて住所、健康状態をお伺いします。体調不良の方は参加できません。会場ではマスクの着用をお願いします。


●問い合わせ先●

東京大学富士癒しの森研究所

Eメール:fuji@uf.a.u-tokyo.ac.jp

FAX:0555-62-4798

〒401-0501山中湖村山中341-2

TEL:0555-62-0012

(電話は平日8:30~17:00)

山中湖村村民生活環境産業課

TEL:0555-62-9978


2023年2月14日火曜日

林内巡視

本日の山中湖:最低-1℃ 最高2℃、くもり時々晴


先週金曜日に降った雪で山中湖では30cm近くの積雪になりました。今年最初の除雪機の出番となりました。

土日の温かさでだいぶ雪も解けましたが、本日、湿った雪による被害がないか巡視を行いました。倒木などの被害は見られず一安心です。

3林班の歩道

何やらかわいい足跡がありました



茶色の塊が!と思ったら、雪のない木陰で一休みしているシカたちでした



2023年2月4日土曜日

特別ガイド「冬のさんぽみち」2023

 本日の山中湖:最低−9℃、最高6℃、晴れ

東大教職員の皆さんを対象とした冬の特別ガイドは、3年ぶりの開催となりました。

定員をややオーバーする22名の教職員やその家族が参加しました。

雪景色がほとんど見られなかったのは少し残念でしたが、湖畔では、厳冬期ならではの光景に巡り会えました。

今日は、湖面に張った薄い氷が風で岸辺にたくさん打ち寄せされていました。
薄いガラスのような氷がサクサクのパイ生地のように幾重にも重なる珍しい光景です。
踏んでみると、サクサクっと足が沈み、なんとも言えない感触を楽しむことができました。


雪がなかったぶん、地面の松ぼっくりなどはよく見つけることができました。
一度集め始めると、夢中になって皆さん、足元を凝視しながら歩いていました。

リスが中身を食べてエビフライのようになった松ぼっくりもたくさん見つけることができました。

今回は、キハダという漢方薬に使われる木が散策途中に見つかり、薬に使われる樹皮の内側を試食してもらいました。

良薬は口に苦し、と言いますが、まさにこれがその苦い薬の代表格。挑戦した方にはその苦さを存分に味わってもらえました。

今回は雪不足でスノーシュー体験をすることができなかったので、代わりに室内で、リスの手業に挑戦してもらいました。

リスの上手さにはとても敵わないながらも、松ぼっくりからのエビフライ作りとくるみ割りを楽しんでもらえました。