2023年2月4日土曜日

特別ガイド「冬のさんぽみち」2023

 本日の山中湖:最低−9℃、最高6℃、晴れ

東大教職員の皆さんを対象とした冬の特別ガイドは、3年ぶりの開催となりました。

定員をややオーバーする22名の教職員やその家族が参加しました。

雪景色がほとんど見られなかったのは少し残念でしたが、湖畔では、厳冬期ならではの光景に巡り会えました。

今日は、湖面に張った薄い氷が風で岸辺にたくさん打ち寄せされていました。
薄いガラスのような氷がサクサクのパイ生地のように幾重にも重なる珍しい光景です。
踏んでみると、サクサクっと足が沈み、なんとも言えない感触を楽しむことができました。


雪がなかったぶん、地面の松ぼっくりなどはよく見つけることができました。
一度集め始めると、夢中になって皆さん、足元を凝視しながら歩いていました。

リスが中身を食べてエビフライのようになった松ぼっくりもたくさん見つけることができました。

今回は、キハダという漢方薬に使われる木が散策途中に見つかり、薬に使われる樹皮の内側を試食してもらいました。

良薬は口に苦し、と言いますが、まさにこれがその苦い薬の代表格。挑戦した方にはその苦さを存分に味わってもらえました。

今回は雪不足でスノーシュー体験をすることができなかったので、代わりに室内で、リスの手業に挑戦してもらいました。

リスの上手さにはとても敵わないながらも、松ぼっくりからのエビフライ作りとくるみ割りを楽しんでもらえました。

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