2015年8月17日月曜日

第1回「癒しの森の植生調査隊」のお知らせ

NEW!!日程等詳細を追加しました。末尾をご覧ください。

富士癒しの森研究所では、来たる9月16日(水)に実証林の植生の移り変わりを地域の皆さんとともに見守っていく試みとして、第1回「癒しの森の植生調査隊」を実施します。
【開催概要】(2015.8.17更新)
日時:9月16日(水)
内容:①実証林における下層植生調査、②富士癒しの森研究所の林内散策
(募集チラシのダウンロードはこちら

○実証林とは?

山中湖村(およびその周辺)にある森林の多くは、カラマツの人工林ですが、しばらく手入れがされておらず、保養の場として適さなくなっていることが懸念されます。そこで、富士癒しの森研究所では、村内に多くあるような、次第に広葉樹が混じってきたカラマツ人工林において、手入れの仕方を変えて、それぞれの森の「癒し」機能を検証するための実験区として「実証林」を設定しました。
 ※過去の実証林に関する記事はこちら

○なぜ植生調査?

森の癒し効果を大きく左右する要素として景観が考えられます。そしてこの森林景観は、どんな植物がどのように生育しているのか、ということによって変わってくることになります。たとえば、間伐して明るくなった森林では、サクラやモミジが多く生えてきたとしたら、手入れによって森林景観が変わり、「癒し」機能が変わってくる、ということになる可能性があります。こうした変化をつかむ方法として「植生調査」は有効となるでしょう。富士癒しの森研究所では、地域の皆さんと植生調査を通して、森林の手入れの違いによる植生景観の変化を継続的に見守っていきたいと思います。

○参加するには?

上にあるチラシに従って富士癒しの森研究所に参加申し込みをしてください。
スケジュール等の詳細な案内をお送りします。
また、このページにおいても、適宜最新情報を提供していく予定ですので、日程が近くなりましたら、チェックして頂ければ幸いです。

○参加者のみなさまへ(詳細案内)


日時:9月16日10-14時半(午前のみの参加も可)
・集合および解散場所:富士癒しの森研究所事務所

(駐車場が狭いので、なるべく乗り合わせをお願いします)
持ち物等:昼食(午前のみ参加の方は不要)、森林内を歩ける服装・靴
プログラム
10:00 富士癒しの森研究所事務所集合
10:15-12:00 植生調査(Ⅰ林班)
12:00-13:00 昼食:各自ご持参ください
13:00-14:30 富士癒しの森研究所(Ⅱ・Ⅲ林班)散策
14:30 解散

2015年8月6日木曜日

アルバイトヂンスト2015

本日の山中湖:最低17℃、最高32℃、晴れ
毎年恒例の山中寮委員の学生との共同作業・アルバイトヂンストが、本日行われました。
今年のターゲットはここ。
山中寮裏口の階段下が雨水で土が流されて大きな段差になって、危ない状態になっているので、ウッドデッキを設置しよう、ということになりました。
まずは力仕事。ウッドデッキの基礎を設置する箇所に穴を掘ります。
このあたりは冬はかなり凍土が発達するので、なるべく深く、少なくとも50cm以上は掘り下げました。
砂利をひいて束石を乗せたら、一転して繊細な作業。
水平器を使って、高さと傾きの微妙な調整をします。
傍らでは、最後に貼る床材の作成です。
丸のこを使って、適当な幅の板をたくさん作っていきます。
束石が決まったら、土台となる材を束石に固定していきます。
電動ドライバーってやっぱり、難しいですね。
なかなかうまくビスを打ち込めなくて、学生さんは苦労してました。
土台が固定できたらその上に根太を設置します。
狭くて電動ドリルが届かないところは、根性で手回しです。若さは偉大です。
そうこうしていると、クライマックスの床張りタイム
根太の上に床材を渡して、ビスをどんどん打ち込んでいきます。
このころになると、だいぶ電動ドリルの扱いがうまくなってきていました。
そしてついに完成!お疲れ様でした~。
予定より時間かかってしまいましたが、まずまず良いものが出来上がりました。
今後こうした憩いの場にもなっていくといいですね。