猛毒のキノコ「カエンタケ」が村内で発生しています。このキノコは、汁に触れただけで皮膚がただれますので、見かけても手で触れないようにしてください。
もちろん、食べても猛毒で、カエンタケを浸していた水を飲んだだけで死亡した事例もあります。絶対に食べないでください。
カエンタケの形態と色合いの例
カエンタケは、地上から発生する真っ赤な棒状のキノコで、しばしば、手の指のようにいくつかの枝に分かれます。時に退色してオレンジ系の色になったものもありますが、怪しいと思ったら、絶対にさわらないでください。
このキノコは、これまで珍しいキノコとされてきましたが、ナラ枯れ病で枯死したナラの木の周りから高頻度で発生することが知られています。ナラ枯れは、村内では昨年初めて確認され、今年は多くの被害が発生しています。この先、村内で普通にカエンタケが見られることが予想されますので、このキノコの姿をよく覚えて、くれぐれもご注意いただきますよう、お願いします。
参考:ナラ枯れのサインとなるフラス(木の粉)
参考:ナラ枯れ被害を受けたミズナラの葉
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