2025年7月15日火曜日

道具館セルフビルド「カラマツ材加工」

 最高気温22.3℃ 最低気温18.6℃

本日は土砂降り。久しぶりに強い風と雨が吹き荒れました。

そんな中、今日は道具館の屋根を支える柱材として使用するカラマツの加工を行いました。

このカラマツ材も、もちろん研究所産の木材です。数年前に製材していただき、ストックされていたものになります。

ただ、実際に確認してみると、反りや曲がりが強く、そのままでは使いにくい状態の材でした。
近年はプレカットによる加工が主流となっており、手加工の機会は少なくなっていますが、この道具館では手作業での加工を行います。

今回は、大工さんのご自宅にある機械をお借りして、角材の直角を丁寧に出していきました。

普段なかなか見る機会のない、木材のカンナがけのスロー映像
も撮影しています。削りながら、少しずつ直角を整えていく様子は見応えがあります。

本作業は、樹芸研究所から応援に来ていただいた方とともに、3名で協力して進めました。






2025年7月13日日曜日

2025年 朝もや音楽会 無事開催

 本日の山中湖:最高27℃、最低16℃

(音楽会開催時 AM6時の気温:19℃)

台風5号の日本接近により雲が多い天候でしたが、時おり日差しが差し込む穏やかな朝となり、音楽会を無事に開催することができました。


今年の来場者は300名ほどに。小さな森の空間は来場くださった方々、わんちゃんたちで溢れました。

朝の森の中…という空間で、思い思いにクラシックを、研究所の森を、楽しんでいただけたでしょうか。

この体験が、新たな気づきに繋がる…そんな機会になっていたら幸いです。(J)



2025年7月11日金曜日

道具館セルフビルド「木材乾燥」

 最高気温24.7℃ 最低気温17.7℃


本日は、道具館で使用予定の木材を回収するため、人工乾燥に出していた材を引き取りに行ってきました。

場所は、清水港にある木材乾燥業者さん。山中湖から車で約1時間ほどの距離です。
現地に到着してまず驚いたのは、気温の違い。山中湖に比べてかなり暑く、体感的にも大きな差を感じました。

乾燥に出していた木材は、およそ10日間ほど乾燥機に入れられ、含水率は30%を切るくらいまで落ちていました。
もう少し乾燥させたいところではありますが、予算とスケジュールの都合上、ここでいったん切り上げ、今後は研究所で自然乾燥させる予定です。

木材を車に積んでの運搬は、何度やっても緊張する作業です。
ロープで何重にも固定し、慎重に確認を重ねてから、無事に山中湖へと戻ってきました。





2025年6月21日土曜日

道具館セルフビルド「木材加工と木材確認」

 最高気温27.4℃ 最低気温14.4℃


連日道具館の屋根材加工を行っています。今週は、設計をしていただいている、生産技術研究所の今井研究室から学生が加工のサポートに来てくれました。

ミズナラ材で長いものだと4mある木材をプレーナかけることはかなり大変です。まだ数十枚残っているので先が思いやられます。




また本日は、木材を実際に建築してもらう忍野村の大工さんに確認してもらい今後の進め方について打ち合わせを行いました。

まだまだ加工する木材は増えそうです。





2025年6月9日月曜日

道具館セルフビルド「作業協力」

 最高気温21.4℃ 最低気温14.3℃


道具館が3月に着工し、建築に関わる木材の加工が本格的に進んでいます。

屋根材には研究所産のナラ類の板材を利用する予定で、
板にプレーナーをかける作業をしております。

重たい材もあり、富士の技術職員2名ではなかなか大変なので、秩父演習林から応援に来てもらい作業を行いました。



2025年5月21日水曜日

道具館セルフビルド「屋根材の加工」

 5月のGW開けに、設計をしていただいている生産技術研究所から、教員・学生が来て一緒に剤の加工を行いました。


今回は、屋根材の加工です。屋根には、カシノナガキクイムシで枯れてしまった研究所のブナ科植物、ミズナラやクリなどを使います。


耳付き材の片耳を丸鋸で切っていくという作業なのですが、硬い材で縦挽きの丸鋸はなかなか大変でした。3日間で80枚前後カットしました。


次はプレーナーを使って、表面をツヤツヤにしていきます。







2025年4月21日月曜日

 

春の特別ガイド「春の彩を訪ねて」2025

本日の山中湖:最高24、最低6、晴れ

本日は、東京大学職員向けの春の特別ガイド「春の彩りを訪ねて」を開催いたしました。天候に恵まれ、暖かい日差しの中で、東京大学の職員とその関係者18名が参加されました。

4月に入ってから暖かい日が続いておりますが、3月に降った雪の影響か、例年に比べて草本類の開花があまり進んでおらず、少し寂しい春の特別ガイドとなりました。


参加者の皆様は、少し汗ばむような陽気の中、春の芽吹きが始まった植物を観察しながら、林内を散策され、それぞれお気に入りの被写体がありましたらカメラに収めていました。
 

湖畔広場では、満開のコブシの花が参加者を出迎えましたが、マメザクラは咲き始めたばかりで、まだ固いつぼみが多く、満開になるにはもう少し時間がかかりそうです。


昨年と比べると数は少ないですが、足元にスミレなどの小さい花が咲いており、参加者の皆様は隠れた春の彩を探して写真に収めていました。