2012年10月31日水曜日

たわわな赤い実

本日の山中湖:最低2℃、最高13℃、晴れ時々曇り
このところ一気に色づきが進んだ林内、今週末ぐらいに紅葉のピークを迎えそうです。
その中でもひときわ目を引く木があります。
赤いのは、葉ではなく、実です。それにしても、こんなにたわわに実が付くとはすごいですね。
近づいてみると、こんな感じです。
これは、マユミ(Euonymus sieboldianus)です。漢字では「真弓」、かつて材は弓に使われたようです。
白く柔らかな材で、こけしの材料にも使われたといいます。
マユミなどニシキギ科の植物の樹皮は、シカが好むようで、冬にはしばしば樹皮が食い剥がされてしまいます。この木もこの冬を乗り切ってくれればいいのですが。
林内には他にもニシキギ科の植物として、コマユミ、ツリバナ、ツルマサキ、ツルウメモドキがありますが、どれも同じような赤い美しい実をつけます。

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