2013年2月25日月曜日

まるでパズルゲームのような伐採

本日の山中湖:最低-15℃、最高1℃、晴れ
2月も末というのに、とても寒い日が続きます。
さて、林内のカラマツはしばしば中腐れのため、倒れたり傾いたりするのですが、厄介なことに事務所前の通路沿いで、傾いてしまった木があり、心配の種となっていました。
人数がそろうときにやってしまおうということで、本日は4人がかりで、この木の処理に取り掛かりました。
電線を切ってしまってはいけないので、今回はあえて、隣接する気にもたれるように切り倒して「かかり木」をさせておいて、それから、徐々に根元をひいて処理する、という作戦でやりました。
上の写真は、根元で切ってから、道路の反対側まで引き出したところです。
チルホール、ロープウインチ2台の合計3点方向へ牽引しながら、バランスを取りつつ、また、進み具合に応じてロープを付け替えるという神経を使う作業を繰り返しました。
まるで高度なパズルゲームのようです。そして、どちらの方向にどれだけ引っ張るのか、というのも大事で、チームワークも必要です。

慎重に慎重に何度も作業中断・戦略会議を重ね、2時間以上かかって、無事に引き倒すことが出来ました。
切り株はこの通り、ぼそぼそで、メチャクチャに割れも入り、ほとんど強度がなかったものと思われます。
自然に倒れる前に処理できてよかったです。
 
この近くで、枯れ木を発見しました。
これも十分に通路にかかる位置にあったので、午後はこれの処理にあたりました。
きちんと伐倒方向にロープウインチで引っ張りながら、伐倒したのですが、20度くらい目論見からずれてしまい、奇跡のようなかかり木。
右・左・右・左と立ち木に挟まれた格好でかかってしまいました。まるで大きな柴垣の作成途中のようです。
よくもまあ、その狭い隙間を、と感心してしまいましたが、感心している場合ではありませんね。
これも、ああでもない、こうでもない、と戦略会議しながら、無事に倒すことが出来ました。
ちょっと頭の体操になったような一日でした。
なんにせよ、安全に終われてよかったです。



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