2014年2月17日月曜日

豪雪による林内の状況

本日の山中湖:最低-14℃、最高5℃、快晴
山梨県下でこれまでの観測史上最高を大幅に上回る大雪となりました。
新聞報道によると、山中湖では160cmだったそうです。
本日は終日、対応に追われました。以下、本日の写真を中心に。
電線は屋根に積もった雪に飲まれており、雪の沈み込む力で断線寸前でした。応急措置で電線を雪から掘り起こしました。
林内を歩くと、先客が?シカ道でした。これだけ太い道なのは、胴まで埋まっている証拠。もがくようにして進むシカの姿も見えました。食べ物も雪に埋まり、体力も消耗するので、餓死個体が大量に発生しそうです。ラッセルを避けるためか、昼間にもかかわらず車道を歩くシカをよくみました。道路も狭くなっているので車の通行時にはシカとの衝突にも注意が必要です。

旧馬房の屋根は長くは持たないでしょう。屋根を支える単管パイプがぐにゃりと曲がっています。屋根の波板もところどころゆがんでいる。新馬房、小屋はなんとか大丈夫そうでした。
自炊宿舎。建物は大丈夫だが、電線は屋根からの落雪で断線の恐れがあります。
電線に落ちてきそうな箇所の屋根の雪下ろしをしました。ほかの付近の建物は無事でした。
山中寮。屋根からの落雪で、一階部分が埋まっていました。玄関前に階段状の細い入り口がつけられていますので、出入りはできます。
山中湖の湖面は白く凍結していました。湖水上にも雪が積もったためだと思われます。
東屋の屋根が思った以上に頑丈でした。びくともしておりません。
通常の生活や業務に戻るにはしばらくかかりそうですが、景色としてみるには、最高な瞬間でもあります。
事務所前の村道は除雪されていますが、狭くて軽車両でも離合は困難な状況です。またところどころスタックしかねない箇所がありますので、二輪駆動の車の通行も厳しいように思われます。お近くにいらっしゃる方は十分にお気をつけください。

0 件のコメント:

コメントを投稿