2019年7月21日日曜日

全学体験ゼミ「癒しの森と地域社会(夏)」2019

20日の山中湖:最低19℃、最高23℃、小雨
21日の山中湖:最低18℃、最高26℃、晴れ
金曜の夜から前泊して、土曜日の朝から全学体験ゼミ「癒しの森と地域社会(夏)」の現地実習が行われ、2年生の受講生6名が参加しました。
今回の実習の課題は、この地域の方々が手がける自然活動プログラムを体験し、また取り組みに関わっている方にインタビュー調査をし、それぞれの特徴や課題を検討することにしました。
初日は、時折小雨の降る中ですが、午前と午後に一つずつ、プログラムを体験することができました。

午前中は「エコウォーク」という、移住者の方々が中心になって組織しているNPOが主催する自然観察イベントに参加しました。
この日のコースは大平山という、頂上付近が草地になっている山へ往復するコースでした。
道中、林内や草原に咲く花を中心に教えてもらいながら、ハイキングを楽しみました。

午後は地元の方々の有志が数年前から取り組んでいる、フットパスを経験しました。
こちらは、湖畔近くで、集落の中なども歩くコースです。メンバーの方々の、地域を盛り上げたいという熱い気持ちに触れることができました。

翌日は、ようやく天気に恵まれました。この日は、昨年旅行業の免許を取得して新たに歩み始めた村の観光協会が主催するガイドツアーに参加しました。村が整備する森林公園を案内いただいた後、インタビューでは、観光を発展させることの難しさについて教えていただくことができました。

それぞれのプログラム体験、インタビュー結果を持ち帰り、学生にはそれぞれのプログラムについて、SWOT(強み・弱み・機会・脅威)分析をしてもらいました。
この分析を踏まえて、学生たちには、それぞれのプログラムが抱える課題を提示してもらい、それを克服するための提案を考え、発表してもらいました。
みんな活発に意見を出して議論してくれて、なかなか良い提案が出揃いました。この学生の成果は、今回案内してくださった方々にそれぞれお渡ししました。少しでも、今後の参考になることを願っています。




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