本日の山中湖:最高気温32℃最低気温25℃ (8/6)
全学体験ゼミ「森のフィールドワーク入門」を実施しました。このゼミは昨年から始まったもので、5月に千葉演習林を訪れ、森の歩き方を現場で学び、今回の富士癒しの森研究所での現地実習では、さまざまな野外調査を体験してます。今年は4名の学生が参加しました。
初日は「動物編」です。まず、森の中に隠された電波発信機をアンテナで受信する電波を頼りに見つける「フォックスハンティング」をおこないました。こうしたテレメトリー調査は野生動物研究における一つの方法で、山歩きや地図読みなどの技術も必要になってきます。学生たちは無事に時間内に発信機を見つけることができました。
夜はコウモリ調査です。ハープトラップを設置し、闇の中コウモリを待ちます。待っている間、コウモリだけではなくさまざまな獣や鳥の息遣いを感じることができます。あいにく、宿舎に引き上げた21時頃までには捕獲できませんでしたが、トラップをそのまま設置し、翌朝に確認したところ、2種のコウモリを捕獲することができました。普段間近で見ることのない野生動物の姿に学生たちも興奮を隠せませんでした(必要な許可を取得した上で実施しています)。
二日目は「植物編」。今年は、研究所の試験地の一つであるヒノキの植栽地で毎木調査を体験しました。30年以上前に植栽した樹木の成長を長い目で見るための重要な調査で、近年取り入れられている電子野帳を使います。測定後は、過去のデータに加えて今回得られたデータをパソコン上で解析し、成長の度合いや間伐の効果を視覚的に確認することができました。
最後に、森林研究で活発に取り入れられるようになってきたUAVを使った森林観測のデモを見学し、結果として多岐にわたる調査体験をすることができました。
山中湖らしからぬ暑さの中、みなさん頑張りました。参加した学生の中から、将来卒論などでフィールドワークを取り入れてくれる学生が出てきてくれると嬉しいです。


0 件のコメント:
コメントを投稿