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1925年に創立された富士癒しの森研究所(旧富士演習林)は、今年創立100周年を迎えました。これを記念し、記念式典が開催されました。
当初、研究所らしい式典を、ということで癒しの森講義室前のウッドデッキでの屋外開催を予定していました。天気予報も晴れマークで安心していましたが、いざ当日になってみるとシトシトと雨が・・・(泣)。苦渋の決断ではありましたが、急遽、山中寮内藤セミナーハウスでの屋内開催に変更になりました。
2日前にはリハーサルもやったのに・・・
気を取り直し、13時にはご招待したお客様が続々といらっしゃいます。この日は、70名を超える関係者、お世話になっている皆様にお越しいただくことができました。式典では、研究科長から開会のご挨拶をいただいたあと、この日のシークレットイベントであった能楽が、梅若会のみなさんから披露されました。能楽は自然と人との関係性を象徴的に描き出すことで、「森と人とのつながり」の重要性を芸術として体現することから、当研究所が掲げる理念と響き合うものでもあります。
続いて、津田理事および高村山中湖村村長より暖かい祝辞を賜りました。また、日頃よりお世話になっている方々にはスペシャルな記念品もお渡しすることができました。
あいにくの屋内での式典ではありましたが、さまざまな方から、これからの研究所の活動に対する励ましのお言葉をいただくことができました。
式典終了後は、現在建設中の道具館の見学です。設計者の今井先生から細かいご説明があり、多くの方から質問や感想をいただきました。研究所が取り組んでいる新たなチャレンジを多くの方に知っていただく良い機会となりました。
18時からは、山中寮の食堂で祝賀会が開催され、関係者がこれまでの思い出を語り合ったり、これからの研究所の活動に対して熱く議論する様子が見られました。
これまで多くの方々のご理解とご支援で100周年を迎えることができました。
これからも私たちは、森の癒しの力を科学的に探究し、教育・研究・地域との連携を通じて、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。
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