2017年9月5日火曜日

国立台湾大学のサマープログラムと体験活動プログラム

本日の山中湖:最低15℃、最高23℃、曇り
昨日から、研究所では、二つの教育プログラムが行われています。
一つは、国立台湾大学のサマープログラムで、東大・筑波大の森林教育施設各所をめぐる中の一つとして立ち寄っています。学部生5名・大学院生5名に引率の先生1名の計11人が参加されています。
もう一つは、例年行われている東大の体験活動プログラムです。こちらの方は、参加学生は1名です。
国立台湾大学のサマープログラムでは、研究所の外に足を伸ばし、世界文化遺産となった富士山の文化要素と、地域を特徴付ける植生を観察しました。

かつての賑わいを偲びながら旧登山道を散策し、ところどころにある石碑や建物の脇に残された札をつぶさに見て、歴史の流れを感じました。

旧登山道を登ると間も無く亜高山帯の森林に移行します。標高が上がることによる植生の変化(垂直分布)を確認するとともに、亜高山帯を特徴付ける樹木について間近に観察をしました。
午後には、研究所に戻ってきて、研究所内を小散策。

生物化学の専門の学生もいるということで、匂いなども感じながらの植物観察となりました。
最後は、おなじみとなってきた薪割り体験。森に関わる作業を楽しむことが森の管理につながる可能性を散策の中で解説しましたが、楽しんでもらえるかどうか。。。

先に薪割りを習得していた体験活動プログラムの東大学生にも教えてもらいながら、一人一人薪割りにチャレンジ。居残りでの薪割りを希望した学生が2名いて、彼らにとっては薪割りはエキサイティングな活動になっていたようです。

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