2018年2月3日土曜日

特別ガイド「冬のさんぽみち」

本日の山中湖:最低−8℃、最高3℃、曇り
今年は各地で例年以上の冷え込みになっていると話題になっていますが、研究所の前の湖面も氷が成長してきており、早朝には幻想的な景色も楽しむことができます。

新しい雪も降って、さらに冬らしい景色となった今日、東大の教職員向けの特別ガイド「冬のさんぽみち」がおこなわれました。
定員いっぱいの20名の方が参加されました。
冬の森は意外と生き物の気配を感じることができます。
小鳥の気配は、鳴き声や雪の上に散らかされた木片や木の皮でうかがうことができます。

今回は雪が新しかったので、動物の足跡があれば、昨夜から朝のうちに付けられたものだとわかります。
林内の足跡の多くは、シカによるものですが、今回はイノシシの痕跡も見ることができました。上の写真は少しわかりにくいですが、雪が掘り返されて、落ち葉が見えています。これはイノシシが餌を探した跡です。

雪から顔を出しているウバユリは、ちょっとしたおもちゃです。
振ると、魔法使いの杖のように翼のついた種がひらひらと舞い出します。

お昼休みには、恒例の演習林産のくるみ餅を提供させていただきました。

今日はずっと曇り空でしたが、最後の最後には富士山が顔を見せてくれ、みなさん写真撮影を楽しまれていました。
寒空の下でしたが、みなさん、それぞれに冬の森林散策を楽しんでいただけたようです。お疲れ様でした。




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