2018年2月7日水曜日

厳寒の湖畔

本日の山中湖:最低−18℃、最高0℃、快晴
先月後半からの強い冷え込みで、山中湖の湖面の氷の面積が増えてきました。
気象庁のアメダスによると、今シーズンの現時点での最低気温は−18.6℃だそうです。
そんな厳寒の早朝に湖畔に出てみました。

湖面はほぼ全面的に凍っているように見えます。
全面結氷ということになると、2006年以来のことだそうです。
耳をすますと、氷同士がぶつかり合い、きしむ音が聞こえます。

足元をよく見ると、白い花のようなものが見えます。
これは、フロストフラワー「霜の花」と呼ばれています。
氷がまだ薄く、水蒸気が湖面近くに出やすい状況で、かつ−15℃以下に冷え込むという、とても限られた条件で起こる現象のようです。

岸辺の雪原では奇妙な跡が残っていました。
キツネの足跡のようです。
写真左下の方から歩いてきて、急に左に小走りするように方向を変え、今度は逆方向に大きくジャンプしたことが見て取れます。
想像に過ぎませんが、キツネが雪の下で動くネズミの気配に気がついて狩をしたのかもしれません。
この雪の上でどんなドラマがあったのか、想像するのもこの季節の大きな楽しみです。


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