2018年5月17日木曜日

癒しの森の会と歩く会

本日の山中湖:最低14℃、最高28℃、曇り一時晴れ
新緑がすっかり出揃い、すっかり初夏のようになった山中湖です。
今日は、真夏のような蒸し暑さのなか、当研究所と協同して森を活かす活動に取り組んでいる「癒しの森の会」の皆さんと、また、そのご友人と森を歩く会が行われました。
総勢18名の集団で、ゆっくりと木々や草花を観察しながら歩きました。

間近で観察する機会のない、カエデの花などの観察は、みなさんの興味をとても引いたようでした。

見るだけでなく、触って手触りを確かめたり、匂いを楽しんだりしながら歩きました。
写真は、ハリモミの葉を触ってその感触を確かめているところです。
なぜ「ハリ(針)」と名がついたのか、納得されていました。

林内では、こんな奇妙な光景にも出会いました。
これは、カエデに巻きついたつる植物の間から出ているコナラの幼樹です。
どうしてこんなところから?

おそらく、リスが後で食べようと運んで来て隠しておいたものが忘れられ、発芽して成長したものだと考えられました。
ゆっくりと歩くことでいろんなことに気づかされます。
心地よい初夏の1日となりました。

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