2018年7月1日日曜日

合同ゼミナール「癒しの森と地域社会」

6月30日の山中湖:最低17℃、最高28℃、晴れ
7月1日の山中湖:最低16℃、最高28℃、晴れ

いつになく早い梅雨明けとなり、真夏ならではの好天に恵まれた今週末、全学体験ゼミ「癒しの森と地域社会(夏)」が行われました。
去年から始まった科目ですが、今年は、女子美術大学との合同ゼミナールという形式に挑戦してみました。
参加した学生は総勢20人。4つの班に分かれ、アイデアソンに取り組みました。
今回のテーマは、山中湖村の中でも緑が色濃い地域として知られる「梁尻通り」地区のまちづくりです。
まずは、研究所から「梁尻通り」まで歩いて移動し、地区ごとの景観の違いを感じ、地元の方の解説で地区の成り立ちを学びました。
開放的な山中湖畔からわずか数十メートル中に入ると、「梁尻通り」があり、緑のトンネルに包まれます。
役場の方、居住歴の長い方、観光業を営んでいる方など、班ごとに立場の違う方のお話を聞かせていただきました。これがアイデアを練るための情報収集となります。
現地で得た情報を持ち帰って、各班でまとめ作業をしたあと、報告会をして情報を共有しました。
そしていよいよ本格的なアイデアソン(マラソンのようにアイデアを練り上げて行くこと)のはじまりです。
各班ホワイトボードに向き合いながら、めいめいのスタイルでアイデアソンに取り組みます。
途中、長めの休憩をはさみ、希望者には薪割りでリフレッシュも図ってもらいました。
2日目の午後、いよいよ各班のアイデアソンの成果の発表会です。初日にお世話になった地域の方にも参加していただきました。
班で見つけ出した「梁尻通り」の課題と、それについての解決策の提案について、各班それぞれ個性的な方法で発表してもらいました。
たった二日間で情報の収集にも、アイデアの練り込みにも限界もありましたが、地域の方には違う視点からのアイデアをえる機会となったようです。
また、違う大学同士での共同作業は、思考スタイルの違いもあり困難もあったようですが、お互いの考え方の違いを知り、それを乗り越えて行く、良い経験となったようです。

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