2019年10月27日日曜日

全学体験ゼミ「森のエネルギーを使いこなす」2019

26日の山中湖:最低7℃、最高20℃、晴れ
27日の山中湖:最低8℃、最高17℃、曇り時々晴れ
毎年真冬に行っている1・2年生向けの全学体験ゼミ「森のエネルギーを使いこなす」ですが、今年は大きく時期を変えて、10月の実施となりました。
受講者は3名とこれまでにない少人数での催行となりましたが、中身の濃い充実した学びの機会となりました。
25日金曜日の夜に集合し、事前講義を聞いて、翌日は早朝からフル回転でプログラムにのぞみました。
朝食前にまず取り組んだのは、炭焼きです。原木を計量して、炭窯に詰め込み、焚き口に火入れをしました。
学生にとっては、初の火入れ体験。なかなか火がつけられず、だいぶマッチと新聞紙を無駄にしてしまいました。

朝食後には間伐体験。
今回は少し立派なサイズだったので、3人で代わる代わるノコギリを挽き、およそ1時間かけて切り倒しました。
のちの演習問題のために、切り倒した木のサイズを計測しました。

次は村内の薪ストーブユーザーを訪問。
この日お邪魔したのは、仕事の事務所でペレット 兼用の薪ストーブを使っていらっしゃる方でした。
インタビュー調査によって、この地域の薪調達事情の一端を垣間見ることができました。

午後は足早にお隣の道志村に移動。
手入れ不足になった人工林の間伐と、間伐後の森林空間の利用、間伐材の燃料利用と一体的な森林の活用策に取り組んでいる方をお尋ねし、各現場を見学させていただきました。
夜は講義室で間伐した木がどれだけのエネルギー価値があるのか、またそれはどのくらいの経済的価値があるのかを演習問題を通じて考えました。また、本日の訪問先で得られた情報の振り返りをしました。
この頃には炭窯の煙も透明に。炭化が完了したと判断して窯どめをしました。

翌朝は、まず炭窯のご開帳。
今回は、燃焼がやや進みすぎ、15%と低い収炭率でしたが、しっかりと焼けた良い炭が出来上がりました。

次に、薪割りの基礎練習。
最初はたどたどしかったですが、すぐにコツを飲み込み、快調にぱかんぱかんと割れました。あっという間に割れた薪は山と積み上がりました。

最後は、薪や炭火を使った調理実習。
今回も薪窯でのピザ、熾火にうめてカボチャの丸ごと焼き、炭火とダッチオーブンでイノシシのローストと、フルに森のエネルギーを活用しました。
ピザは生地から作ったので、悪戦苦闘しましたが、できてみると素晴らしい味にみんな大満足でした。
今年度はやや日程の短縮となったため、慌ただしかったですが、終始、学生の表情はいきいきしていました。きっと、心地よい疲れでバスで眠り、東京に戻ったことと思います。

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