2019年10月2日水曜日

ウッドデッキ床はりワークショップ

本日の山中湖:最低9℃、最高24℃、晴れ
森と親しみ、学ぶ拠点として「富士癒しの森講義室」をよりグレードアップするために、今年度は、ウッドデッキの増設に取り組んでいます。
このウッドデッキ増設は、研究所と一緒に森と親しむ活動に取り組む団体「癒しの森の会」の皆さんが中心に、手作りで5ヶ月にわたって少しずつ作業を進めてきました。
昨年、安全管理のために伐倒されていたカラマツを製材し、部材の加工をし、土台を組み、長いようで短い5ヶ月でした。
そして今日、地域住民の方々に広く声をかけて、ウッドデッキの床はりをするワークショップを開催しました。14名の方が参加してくださいました。

まずはみんなでバケツリレーで床板を運び、土台の上に床板を並べていきます。
一定の厚さの桟木を板と板の間に挟んで、一定の隙間を保ちながら並べました。

床板を一通り一面に並べたら、板をネジで止める位置に印をつけていきます。
ネジの位置が一直線に揃うように印をつけるのですが、ここでは伝統的な大工道具でもある「墨つぼ」が威力を発揮しました。
墨を含んだ糸をピンと張って、指でつまんでパチンと弾くと、一気に長い直線を引くことができます。

印がつけられたら、あとは一気にネジを打ち込んで固定していきます。
めいめいが電気ドライバーを持って、下穴を開ける係、ネジを打ち込む係が連携して、板を固定していきます。

途中、カエデが生えているところでは、ジグソーという電気工具で床板を木の位置と形状に合わせてくり抜きました。
お楽しみは床はりだけではありません。
参加者の方からの差し入れもあり、ちょっと豪華でおしゃれなランチとなりました。

薪窯でピザを焼き、そして特製サラダで盛り付け、見た目にも楽しい皿が並びます。

早速出来上がったウッドデッキでもくつろぎのひととき。
木漏れ日と白木の板がいい雰囲気を醸し出していますね。
このあと、この板がどのように経年変化をしていくかも楽しみですね。

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