本日の山中湖:最低2℃、最高16℃、快晴
今年4月から、演習林全体の森林の状況を把握するために行ってきた林況調査ですが、いよいよ佳境となりました。
今回は残りの調査プロットの全ての木の直径を測りつつ、すでに直径を計測済みの調査プロットでの直径クラスごとに選ばれた樹木の樹高を計測しました。
直径計測に比べると、樹高を計測するには手間と時間を要します。
そのため、あえてサンプリングしたうえで樹高を計測します。
まずは、地図を頼りにしながら、サンプリングする樹木を探り当てます。
ターゲットとなる樹木にたどり着いたら、音波を利用して距離を計測できる機械を使って樹高を測定します。
ターゲットとなった木のてっぺんが見える位置まで下がって、まずは水平距離を確認します。
その後、てっぺんを見上げることによって、樹高を算出してくれます。
三角測量の要領です。
実は、今回、樹高を測定するにはベストタイミングでした。
てっぺんを見通すには葉っぱがありすぎると、とても大変です。
でも、葉っぱが全部落ちていると、木のてっぺんが判別しにくいです
今年は、紅葉がかなり遅かったことがあり、今が適度に葉っぱが残っていて、樹高の計測がとてもやりやすかったです。
本来は落葉しきっている時期ですが、今まさに紅葉が楽しめます。
こういう時には、逆光で葉っぱを透けてくる色味を味わうのがいいですね。
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