26日:最低1℃、最高14℃、雨のち曇り
27日:最低1℃、最高15℃、晴れ
3年ぶりとなる、宿泊しての全学体験ゼミ「森のエネルギーを使いこなす」の実習が行われました。今回は、15名の学生が参加しました。
学生たちは、金曜の授業が終わってから、山中湖に移動し、土曜朝からの実習に備えました。
土曜の午前中はあいにくの雨。午前中の間伐体験と演習問題はあきらめ、翌日の昼食の下拵えなどをやりました。
薪割りの方は、雨が弱かったので、テントの中でなんとか小規模ながらできました。
今回は、割った薪を円形に積むことにもチャレンジしてもらいました。
聞き取り調査体験では、薪ストーブユーザーのお宅や、薪ストーブ業者さんを訪問。かなり詳しく教えてもらえて、どの班も予定されていた時間では足りないくらいでした。
夜になると空は晴れて、外での活動も安心してできました。
今回は燻製にチャレンジ。めいめいが好きな食材を持ってきて、燻製の原理を学びながら、燻製の味を楽しみました。
今回は炭焼きもやってみましたが、3年ぶりの炭窯の使用で窯がすっかり湿ってしまっていたのか、安定した煙の温度が出ずにだいぶ苦労しました。窯を開けて、できた炭の重量を測ってみると、うまくできた時の2倍の収炭率でした。これは、炭化が不完全だったことを示しています。実際燃やしてみると、今回の炭からは煙が出てしまいました。最後は、山そうじ、つまり落ち枝集めをしながらの焚き火料理です。
かぼちゃの丸ごとチーズ焼きや焼き芋など、学生は、みんなおいしいおいしいと大喜びでした。
熾火が落ち着いた頃には、串に刺したソーセージを焼くために、みんなが仲良く火を囲んでいたのが印象的でした。
天候の不運はありましたが、十分に楽しみながら学ぶ機会となったようで、ほっと一安心です。
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