2017年8月3日木曜日

第3回「癒しの森の植生調査隊」のお知らせ

来たる9月13日(水)、第3回「癒しの森の植生調査隊」を実施します。
これは一昨年から毎年取り組んでいるもので、実証林の植生の移り変わりを地域の皆さんとともに見守っていく試みです。

(一昨年の様子はこちら、昨年の様子はこちらをご参照ください。)
【開催概要】
・日時:9月13日10-15時(午前のみの参加も可)
・参加申込:9月4日までにメールかファックスにてお知らせ下さい。
(詳細は上記のチラシをご参照ください)
・集合および解散場所:富士癒しの森研究所事務所

(駐車場が狭いので、なるべく乗り合わせをお願いします)
・持ち物等:昼食(午前のみ参加の方は不要)、森林内を歩ける服装・靴
・プログラム
10:00 富士癒しの森研究所事務所集合
10:15-12:00 植生調査(Ⅰ林班)12:00-13:00 昼食:各自ご持参ください
13:00-15:00 富士癒しの森研究所(Ⅱ・Ⅲ林班)散策
15:00 解散

(以下、参考情報)
○実証林とは?
山中湖村(およびその周辺)にある森林の多くは、カラマツの人工林ですが、しばらく手入れがされておらず、保養の場として適さなくなっていることが懸念されます。そこで、富士癒しの森研究所では、村内に多くあるような、次第に広葉樹が混じってきたカラマツ人工林において、手入れの仕方を変えて、それぞれの森の「癒し」機能を検証するための実験区として「実証林」を設定しました。











 ※過去の実証林に関する記事はこちら


○なぜ植生調査?
森の癒し効果を大きく左右する要素として景観が考えられます。そしてこの森林景観は、どんな植物がどのように生育しているのか、ということによって変わってくることになります。たとえば、間伐して明るくなった森林では、サクラやモミジが多く生えてきたとしたら、手入れによって森林景観が変わり、「癒し」機能が変わってくる、ということになる可能性があります。こうした変化をつかむ方法として「植生調査」は有効となるでしょう。富士癒しの森研究所では、地域の皆さんと植生調査を通して、森林の手入れの違いによる植生景観の変化を継続的に見守っていきたいと思います。

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